SORA/DRONE WEEKLY REPORT 2018-11-29
目次
【1】遭難者救助のドローン無線中継システム実用化に向けた提言、ソフトバンク
【2】離島へドローン配送実験 ANAHDや福岡市
【3】ドローンを「捕獲」せよ テロ対策に新装置、五輪は?|オリパラ|NIKKEI STYLE
【4】ドローンの空撮動画で見つかる「太陽光パネルのバックシート剥がれ」
【5】【東日本ドローンサミット】J-ヴィレッジで12月1,2日に開催 講演、ワークショプ満載!飛ばせます!
【6】ドローン 国交省が一括認定 19年度上期に 高性能機 普及を促進(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
【7】ドローンと個人が作る新しい世界地図
【8】神戸新聞NEXT|北播|ドローンの操縦技術競う 加東で全国大会、60人参加
【9】PwCセミナー、様々なレイヤーで活躍する企業が登場 「ドローンを利用した次世代のビジネス変革のすすめ」
【10】「ドローンビジネス調査報告書2019【インフラ・設備点検編】」 11月30日発売(インプレス)
【11】中国ヘリコプター研究開発機構(CHRDI)が5,000mまで上昇できるUAVを開発
【12】DJIがInspire 2のファームウェアアップデートを公開しTB50およびTB55バッテリー問題に対応
【13】初飛行実験で高度6000mに到達 米UAVOS とStratodynamicsの 高高度ドローン「HiDRON」
【14】ドローン+AI+MR”でインフラ設備の保守点検 現実とメンテ情報を重ねて表示――NTTコムウェア、「スマート
【15】農業用ドローンを開発、農薬散布作業の効率化に寄与
【16】ドローンで戸建て住宅を無料点検 異常気象の傷み 早期対策で安全確保
【17】ANAHDと福岡市が唐泊港から玄界島までドローンで物品を運ぶ実証実験を実施 | ドローンニュース
【18】ISO総会「ISO/TC20/SC16」東京で開幕 ドローンの国際標準策定目指す
【19】ボーイングとSparkCognitionがジョイントベンチャーのSkyGridを創設
【20】テラドローンが欧州のドローンサービス企業Skeyeを買収
【21】DJIの新製品はOSMO POCKETという手持ちカメラか!?
【22】セキドが小型ドローンTELLO購入者に「ギフトラッピングバック」と「オリジナルメッセージカード」をプレゼント。特別価格提供キャンペーンも | ドローンニュース
【23】DJI社が新型産業用ドローンを福岡でお披露目~MAVIC2 ENTERPRISE:データ・マックス NETIB-NEWS
【24】世界で初めての「ドローンの飛行に関する国際標準化規格」の草案をISOが公開
【25】シャープ、衛星用太陽電池をEVやドローンに展開
【26】世界で初めてイオン風で推進する「可動部品のない航空機」の飛行実験に成功
【27】アメリカ議会が連邦政府にドローンの狙撃許可?新ドローン規制法の行方 | ドローンニュース
【28】[Drone Design]Vol.04 進化するVTOL(垂直離陸型)ドローンの魅力とは?
【29】GA-ASI、遠隔操縦無人機の国境監視、災害対応への有用性をアピール 日本の海を警戒監視する〝切り札〟となるか
【30】Parrotが本国で100名のレイオフを計画
【31】Hoversurf、ドバイ警察とホバーバイク運用に向けてトレーニング開始
【32】Xiaomi Fimi 4K Folding Drone
【33】Replanting a burned forest with a swarm of drones - Wildfire Today
【34】アマゾン、ドローンの回転翼に付けたカメラ1台で距離を計測する技術--特許出願
【35】レーザーとダイヤモンドを使って飛行中のドローンを充電し続ける新技術 | ドローンニュース
【36】新製品:DJIが3軸ジンバル一体型4Kカメラ『Osmo Pocket』を発表!
【37】「ドローンだと10倍速い」…茶畑で水まく実験
【38】チェック・ポイント 市場をリードするドローン・プラットフォームに脆弱性を発見 DJI製ドローンのユーザ・アカウントへの不正アクセスを可能にするセキュリティ上の欠陥が明らかに|BIGLOBEニュース
【39】DJI「Mavic 2」レビュー、画質と撮影機能、安定性が大幅向上
【40】ドローンの精密な配送システム技術でDrone Delivery SystemsとFlytBaseが協力
【41】アウディとエアバス、ドローンと合体して飛ぶ自動車「Pop.Up Next」--試験成功
【42】マッコウクジラをモデルにした潜水艦がドローンの母艦に | ドローンニュース
【43】JAL、ドローン操縦技能試験に協賛--日本の航空会社として初
【44】日本初!複数のドローンパイロットのタブレット上の地図にリアルタイムで自由にマーキングできるアプリ「フューチャードロー」が誕生
【1】遭難者救助のドローン無線中継システム実用化に向けた提言、ソフトバンク
[情報源]
[概要]
ソフトバンクは、雪山や山岳地域などでの早期の遭難者救助を目的に、独自に開発したドローン無線中継システムを用いた屋外実証実験を実施するために、実験試験局の本免許を総務省北海道総合通信局から取得。2018年3月30日から9月30日まで実証実験を行い、同システムを実用化するための制度面の整備への提言を含めた実証実験の結果を公表した。
[所感]
ソフトバンクがドローン業界にグイグイ攻めていますね。
【2】離島へドローン配送実験 ANAHDや福岡市
[情報源]
[概要]
ANAホールディングス(HD)や福岡市などは21日、ドローンを使い離島まで物品を運ぶ実証実験を公開した。海産物や医薬品など1キログラムの荷物を、同市西区の唐泊港から玄界島までの約5キロメートルを運搬。安全性や環境性能を確認して、将来的にはドローンを使った物流網の構築をめざす。(映像提供=TVQ九州放送)
[所感]
ANAのような航空業界が参入してくるのは嬉しいですね。CSRかもしれないけど。
【3】ドローンを「捕獲」せよ テロ対策に新装置、五輪は?|オリパラ|NIKKEI STYLE
[情報源]
[概要]
普及が進むドローン(小型無人機)がテロなどに悪用されるリスクへの対処が急務になっている。そうしたなか、各国の警備当局の「救世主」になるかもしれない装備「スカイウォール」がこのほど登場した。すでにドイツ警察などが採用し、関係者の間で注目を集めている。
2018年10月、都内で開催された見本市「テロ対策特殊装備展」(SEECAT)。多くの人が、英国のベンチャー企業、オープンワークス・エンジニアリングが不法ドローンを捕獲するために開発した「スカイウォール100」の展示の前で足を止めていた。
[所感]
どこまで本気で考えているのか不明ですね。警察での導入があると随分流れが変わる気がします。
【4】ドローンの空撮動画で見つかる「太陽光パネルのバックシート剥がれ」
[情報源]
[概要]
この白い線は、樹脂製のバックシートがセルとセルの隙間を埋めている部分で、この隙間でカバーガラスと直接接し、白色のバックシートがガラスを通じて見えている。異なる色のバックシートを使えば、白ではなく、その色に見える。
そこで、バックシートに何らかの不具合が生じていることが予想された。
架台の下に潜り、裏面の該当箇所を調べてみると、この場所のバックシートが膨らんで、セルやカバーガラスと密着していない状態だった(動画2)。触ってみると、ぽこぽこと凹んだ。
[所感]
太陽光パネルの点検のノウハウが気になりますね。
【5】【東日本ドローンサミット】J-ヴィレッジで12月1,2日に開催 講演、ワークショプ満載!飛ばせます!
[情報源]
[概要]
サッカーの聖地として知られるJ-ヴィレッジは12月1日、2日に、ドローンと多角的に触れあえるイベント、「東日本ドローンサミット in J-ヴィレッジ」を開催する。各分野の第一人者が登壇する「サミット」、撮影技術をプロから学ぶ「空撮講座」などプログラムが満載。「ドローント-クPIT」も出張開催決定!
[所感]
これは楽しそうなイベントですね。MakersFaire大垣とかぶって行けないけど。
【6】ドローン 国交省が一括認定 19年度上期に 高性能機 普及を促進(日本農業新聞) - Yahoo!ニュース
[情報源]
[概要]
政府は、ドローン(小型無人飛行機)を農業利用する際に必要な機体や操縦者の認定手続きを国土交通省に一元化する。航空防除について定める農水省の指針などに基づき、農林水産航空協会を通じた認定手続きが生産現場に定着しているが、自動操縦機能などを備えた最新型ドローンの認定に対応できないなどの課題が指摘されていた。高性能ドローンの普及を促し、農家の生産性の向上につなげる。2019年度上期までに実施する。
[所感]
大手メーカーにとって有利な条件で法律が制定されている気もしますね。ルールを作るものが世界を制する。
【7】ドローンと個人が作る新しい世界地図
[情報源]
[概要]
青山学院大学シンギュラリティ研究所設立記念講演会の後期1回目の後半に登壇するのは青山学院大学地球社会共生学部教授で、クライシスマッパーズ・ジャパン代表の古橋大地氏である。古橋氏が語るのはドローンの空撮データから作る著作権フリーの地図データベースが実現した災害支援とその未来である。
[所感]
青山学院大学の古橋さんが頑張っています!
【8】神戸新聞NEXT|北播|ドローンの操縦技術競う 加東で全国大会、60人参加
[情報源]
[概要]
小型無人機「ドローン」の操縦技術などを競う全国大会「第6回ドローンレーシングカップイン神戸」が25日、兵庫県加東市久米の専用飛行場「スカイグラウンド」で開かれた。初心者から世界チャンピオンまで幅広いレベルの競技者約60人が参加。腕前を競い合い、交流も深めた。
ドローンの開発や航空写真撮影、講習などを展開する西宮市川東町の会社「カイトコーポレーション」が企画した。競技人口を増やし、選手間の交流を深めようと、2016年から年2、3回開いている。
[所感]
兵庫県にガチなレースドローンの大会があるのですね。
【9】PwCセミナー、様々なレイヤーで活躍する企業が登場 「ドローンを利用した次世代のビジネス変革のすすめ」
[情報源]
[概要]
PwCが「ドローンを利用した次世代のビジネス変革のすすめ」というテーマで、ドローンビジネスの展望、目視外飛行等の法規制緩和や留意点について行政と民間の専門家によって解説するセミナーを11月22日、開催した。
[所感]
本格的なビジネスの検討が始まりましたね。これからの未来が楽しみです。
【10】「ドローンビジネス調査報告書2019【インフラ・設備点検編】」 11月30日発売(インプレス)
[情報源]
[概要]
インプレスグループでIT関連メディア事業を展開する株式会社インプレス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小川 亨)のシンクタンク部門であるインプレス総合研究所は、新産業調査レポート『ドローンビジネス調査報告書2019【インフラ・設備点検編】』を2018年11月30日(金)に発売(予約受付中)される。
[所感]
とても気になるけど高いなぁ。個人で買える資料ではないので、団体購入ですかね。
【11】中国ヘリコプター研究開発機構(CHRDI)が5,000mまで上昇できるUAVを開発
[情報源]
[概要]
報道されたX-M20(クレーン)というドローンは、重量20kgで最大ペイロードは5kg。ピッチローター制御により高い耐風性能を備える。飛行時間は約1時間。高性能なブレードにより消費電力と騒音を低減し、長時間の飛行が可能になったという。China Xinhua NewsというTwitterに投稿された画像によれば、X-M20(クレーン)はアームの長いクアッドコプターで、画像を拡大するとブレードの付け根の部分が、可変ピッチになっているようにも見える。ただ、新華社通信の報道を転載した欧米のドローン関連メディアの中には、約1時間という飛行時間には疑問を呈する意見もある。
[所感]
民間用の領域を超えてきている気がしますね。
【12】DJIがInspire 2のファームウェアアップデートを公開しTB50およびTB55バッテリー問題に対応
[情報源]
[概要]
DJI は、TB50およびTB55バッテリーの管理システムを強化し、飛行中の電力供給を最適化するため、Inspire 2用の新しいファームウェアのアップデートを11月16日、公開した。
[所感]
欧米では随分と叩かれたみたいですね。製造業メーカーとしての責任が大変そうです。
【13】初飛行実験で高度6000mに到達 米UAVOS とStratodynamicsの 高高度ドローン「HiDRON」
[情報源]
[概要]
米シリコンバレーのドローン関連システム開発を手掛けるUAVOS社と 高高度無人機開発のStratodynamics Aviationは、共同で高高度ドローン「HiDRONE」の初飛行に臨み、6000mに到達したと発表した。高高度の大気の効率的なデータ収集が目的で、次回は25~30キロを目指すという。
[所感]
米中で技術力を競っているのかなと思いました。
【14】ドローン+AI+MR”でインフラ設備の保守点検 現実とメンテ情報を重ねて表示――NTTコムウェア
[情報源]
[概要]
NTTコムウェアは、通信設備などのインフラ設備の保守点検にドローン、AI、MRを活用する「スマートメンテナンスソリューション」を開始する。ドローンの撮影映像から設備を3Dモデル化。現実の映像に保守点検の支援情報を重ねて表示するなど、点検漏れ抑止や確実な補修作業を支援する。
[所感]
ワンストップソリューションを提供できる会社は少ないと思いますが、どのくらい力を入れているのか
気になりますね。数名の部署だったりして(笑)
【15】農業用ドローンを開発、農薬散布作業の効率化に寄与
[情報源]
[概要]
ヤマハ発動機は、1回のフライトで1ヘクタールの連続散布と、同社産業用無人ヘリコプター(以下、無人ヘリ)に匹敵する高い散布品質を実現する農業用マルチローター(通称ドローン)「YMR-08」を2019年3月から発売する。また、ドローンによる農薬散布のためスクール「ヤマハマルチローターアカデミー」を2018年11月に開講する。
[所感]
ラジコンヘリ時代からの経験と知識があるので、農業用ドローンはヤマハかなと思いました。
【16】ドローンで戸建て住宅を無料点検 異常気象の傷み 早期対策で安全確保
[情報源]
[概要]
NPO法人のドローンサポート東北(宮城県村田町)が、小型無人機ドローンを使った一戸建て住宅の無料点検を実施している。住宅は近年、激しい暴風雨や猛暑といった異常気象で傷みやすくなっており、重大な被害につながりかねないケースもある。同法人は足場を組む必要がなく、短期間で安全に点検できるメリットを生かして損傷を早期に見つけ、住民の安全確保につなげる。
[所感]
先週末は福井県鯖江市で同じような屋根の瓦点検をしてきました。まちづくりとして取り組む
課題かなと思いました。
【17】ANAHDと福岡市が唐泊港から玄界島までドローンで物品を運ぶ実証実験を実施 | ドローンニュース
[情報源]
[概要]
日本経済新聞の2018年11月21日付けの報道によると、ANAホールディングス(HD)と福岡市は2018年11月20日から22日の間、ドローンを使い離島まで物品を運ぶ実証実験を実施しました。
この実験では、海産物や医薬品など1kgの荷物を、福岡市西区の唐泊港から玄界島までの約5kmを運搬しました。目的は、安全性や環境性能を確認して、将来的にはドローンを使った物流網を構築することです。
[所感]
ANAの物流がフォーカスされていますが、船と比べると積載量が桁違いですね。
【18】ISO総会「ISO/TC20/SC16」東京で開幕 ドローンの国際標準策定目指す
[情報源]
[概要]
ドローンの国際標準策定を目指す国際標準化機構(ISO)総会「ISO/TC20/SC16」が日本で開幕し、26日から議論が始まった。30日まで各国の委員が分野ごとに意見を交換する。26日には一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)がレセプションパーティーを開催し、シンガーSaashaが歌で会場を盛り上げた。
[所感]
このISOの動きには注目ですね。標準化されると一気に相転移が進むと思います。
【19】ボーイングとSparkCognitionがジョイントベンチャーのSkyGridを創設
[情報源]
[概要]
2018年11月20日-テキサス州オースチン。航空大手のボーイングとAI開発のSparkCognitionは、都市の空中モビリティの未来を可能にする新会社SkyGridの創設を発表した。
[所感]
ボーイングとベンチャー企業が組む時代なんですね。株買っておくかw
【20】テラドローンが欧州のドローンサービス企業Skeyeを買収
[情報源]
[概要]
テラドローン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 / 徳重 徹、以下テラドローン)は、ヨーロッパのドローン業界を牽引するSkeye BV(オランダ、代表取締役社長/ Pieter Franken、以下Skeye)の過半数株式を取得し、Terra Drone Europe を設立すると発表した。
[所感]
日本企業が海外の優秀なベンチャー企業にM&Aをする時代なんですね。
【21】DJIの新製品はOSMO POCKETという手持ちカメラか!?
[情報源]
[概要]
DJIが11月28日にニューヨークで発表会を予定していた新製品は、海外サイトのニュースによれば、Phantom 5ではなくOSMO POCKETというポケットカメラだという。
[所感]
Phantom5だと思っていたので、がっくりしている人も多そうw
【22】セキドが小型ドローンTELLO購入者に「ギフトラッピングバック」と「オリジナルメッセージカード」をプレゼント。特別価格提供キャンペーンも | ドローンニュース
[情報源]
[概要]
セキドは2018年11月26日、2019年1月11日15時まで、小型ドローンTELLO購入者を対象に「ギフトラッピングバック」と「オリジナルメッセージカード」をプレゼント、さらに特別価格で提供するキャンペーンを実施すると発表しました。
[所感]
クリスマス商戦という感じですかね。バンダイのドローンが気になるw
【23】DJI社が新型産業用ドローンを福岡でお披露目~MAVIC2 ENTERPRISE:データ・マックス NETIB-NEWS
[情報源]
[概要]
ドローン業界大手メーカーのDJI(中国)の日本法人DJI JAPAN(株)(東京都港区、呉韜代表取締役)が11月22日、福岡県大野城市で新型産業用ドローン「MAVIC 2 ENTERPRISE」の紹介を兼ねたドローン導入・活用セミナーを開催した。共催は、福岡県でDJIのドローンの販売やオプション製品の開発・販売を行う正規販売代理店の(株)快適空間FC(福岡市博多区、鵜飼尚弘代表)。セミナーには、有名テレビ番組で活躍するドローンの空撮カメラマン・田本久氏が参加し、同氏を交えたトークセッションも行われた。
[所感]
大阪で開催されたセミナーに行ってきました。別途記事にまとめる予定です。
【24】世界で初めての「ドローンの飛行に関する国際標準化規格」の草案をISOが公開
[情報源]
[概要]
誰でも安定した飛行が可能なドローンは実に便利で楽しいものですが、まだ誕生から年月が浅いこともあってその使われ方に関しては決定的なルールは定まっていない状態といえます。その状況から一歩前進させるため、国際標準化機構(ISO)はドローンなど無人航空機の使用(飛行ルール)に関する国際標準化規格の策定に着手しており、その草案が発表されています。
[所感]
大手企業にとっては良い知らせだと思います。有人機との衝突リスクが高まっています。
【25】シャープ、衛星用太陽電池をEVやドローンに展開
[情報源]
[概要]
シャープは、人工衛星など宇宙向けの太陽電池を、電気自動車(EV)やドローンなどの地上用途で展開していく。衛星用の発電効率が30%を超える高性能品を、地上用の大きな需要を活用することで価格を下げる(図1)。価格が下がれば、そのまま衛星用などの宇宙向けにも低価格で供給できると期待する。「地上用途に大量生産することで、生産コストを最終的に1/10~1/100まで下げられる」(同社ビジネスソリューション事業本部 化合物事業推進部 部長の高本達也氏)
[所感]
これはおもしろそう。人工衛星の技術が民間で使える時代なんですね。
そういえばアマゾンも人工衛星を使えるサービスとか出していたな。
【26】世界で初めてイオン風で推進する「可動部品のない航空機」の飛行実験に成功
[情報源]
[概要]
<米マサチューセッツ工科大学の研究チームは、電気空気力学をベースとしたイオン風で推進する「可動部品のない航空機」の世界初の飛行実験に成功した>
従来の航空機は、プロペラの回転やジェットエンジンの噴射から推力を得て加速前進し、前進移動と固定翼による揚力で浮上する仕組みとなっており、プロペラやタービンといった可動部品と燃料に用いる化石燃料が不可欠だ。
[所感]
MITは本当におもしろい研究をしているなぁ。
【27】アメリカ議会が連邦政府にドローンの狙撃許可?新ドローン規制法の行方 | ドローンニュース
[情報源]
[概要]
2018年10月5日にトランプ大統領が署名した「FAA Reauthorization Act」は、アメリカ警察による民間ドローンを撃ち落とす権利を含みます。
この法の内容は民間ドローンに関するものだけはありません。その多くは空港や航空機に関する新しい規制など、乗客の安全に関わるものです。例えば、足元のスペースや座席の広さの規定、すでに着席した乗客を航空会社の都合で降機させることの禁止などが含まれます
[所感]
わははは、ドローン狙撃OKw さすがトランプ政権、西部劇っぽいw
【28】[Drone Design]Vol.04 進化するVTOL(垂直離陸型)ドローンの魅力とは?
[情報源]
[概要]
ドローンが最も美しく見えるのは空を飛んでいる時よりも実は離着陸する時なのかもしれません。ふわりと浮かび上がるように飛び立つローター式ドローンもいいですが、垂直に離発着するVTOL(Vertical Take-Off and Landing)タイプの独特の離着陸シーンは、なかなか見とれるものがあります。
VTOLタイプのドローンは滑走路を必要とせずどこからでも離発着できるのがポイントで、長距離を高速に飛べるよう固定翼が使われていたり、戦闘機のような設計になっていたり、独特のデザインをしているものが多かったりします。
[所感]
神戸のSwiftXiが記事に取り上げられていますね。VTOLはかっこいい。
【29】GA-ASI、遠隔操縦無人機の国境監視、災害対応への有用性をアピール 日本の海を警戒監視する〝切り札〟となるか
[情報源]
[概要]
遠隔操縦無人機を開発する米ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ 社(GA-ASI)は、11月28日から開催された「国際航空宇宙展2018東京」(東京都江東区の東京ビッグサイト、30日まで)に出展、同社が推進する遠隔無人航空機を使った災害対応や国境監視への有用性を紹介した。
[所感]
ここまでくると本当に航空産業って気がしますね。航空産業なんだけどw
【30】Parrotが本国で100名のレイオフを計画
[情報源]
[概要]
2018年11月23日、パリ。ドローン大手のParrot(フランス)は、2018年第三四半期の収支報告書で、縮小するコンシューマ向けドローン市場に対応するために、100名のレイオフを計画していると発表した。
[所感]
うーん、TELLOにやられたのかな。Parrotにはがんばってほしい(´;ω;`)
【31】Hoversurf、ドバイ警察とホバーバイク運用に向けてトレーニング開始
[情報源]
[概要]
テクノロジーエキスポ「GITEX」にてドバイ警察のイメージカラー、グリーンとホワイトの塗装を施したホバーバイクが披露されてから1年、カリフォルニアのベンチャー企業Hoversurfは新モデル、そして自社の電動垂直離着陸機(eVTOL機)が優れているという証拠を引っ提げて帰ってきた。
[所感]
ドバイがグイグイ攻めていますね。ドローン先進国な気がします。
【32】Xiaomi Fimi 4K Folding Drone
[情報源]
[概要]
Rumours abound that Xiaomi FIMI will announce a New Folding Drone capable of shooting video in 4K in a few weeks time. Similar in design to the best selling DJI Mavic series and the recently released Hubsan Zino this new Drone will be the successor to the 4K Phantom type Xiaomi Quadcopter Mi Drone . If you are thinking about buying a Hubsan Zino Folding Drone are you are not in a hurry then it could be worth waiting for the specs on this drone.
[所感]
スマホ業界で価格破壊を繰り広げるXiaomiが攻めてきましたね。三国志時代に突入かw
【33】Replanting a burned forest with a swarm of drones - Wildfire Today
[情報源]
[概要]
Replanting trees after a wildfire or logging operation is an extremely labor intensive and expensive task. Carrying a bag of seedlings and using a dibble bar or shovel across steep debris-covered terrain can wear out a human.
[所感]
働くドローンが登場してきましたね。やはり目的別の設計になるのかな。
【34】アマゾン、ドローンの回転翼に付けたカメラ1台で距離を計測する技術--特許出願
[情報源]
[概要]
上空から地表のようすを手軽に映像で調べられるドローンは、さまざまな調査や災害救助などで使われ始めている。単に空撮するだけでなく、映像でとらえた各対象物について、地表からの相対距離が分かると活用の幅が広がるだろう。ただし、ドローンを重くすることは避けたいので、高度な距離計測デバイスは搭載しにくい。
[所感]
アマゾンの特許はおもいしろいな。プロモーションの兼ねている気がする。
【35】レーザーとダイヤモンドを使って飛行中のドローンを充電し続ける新技術 | ドローンニュース
[情報源]
[概要]
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)によって設立されたレイクダイヤモンド社は、人工ダイヤモンドを使って飛行中のドローンに電力を供給する技術を開発していると発表しました。
人工ダイヤモンドを使えば、例え距離が離れていても、ドローン表面に設置された光起電力セルに強力なレーザーで電力を供給することができます。レイクダイヤモンド社によると、このレーザーによる人体への悪影響はありません。同社はこの技術を人工衛星への送電、またデータの送信にも使っています。同社が使用するダイヤモンドは自然のものではなく、研究室で人工的に作られたものです。
[所感]
なんかSFみたいな世界になってきたなw
【36】新製品:DJIが3軸ジンバル一体型4Kカメラ『Osmo Pocket』を発表!
[情報源]
[概要]
『Osmo Pocket』は3軸ジンバルを備えた小型のカメラで、サイズはDJIのジンバルとして史上最小とのこと。公式ウェブサイトには、光学式手振れ補正(ボディ内補正)や電子式手振れ補正と比較して、ジンバルのほうが圧倒的に滑らかなブレ補正になることをアピールするGIF画像が公開されています。アイコンからは明らかに、『GoPro Hero 7』への対抗意識がうかがえますね。
[所感]
悪くはないのだけど、Phantom5のガセネタがw
【37】「ドローンだと10倍速い」…茶畑で水まく実験
[情報源]
[概要]
狭山茶の生産が盛んな埼玉県入間市の茶畑で肥料などを散布するため、小型無人機「ドローン」の飛行実験が行われた。
実験は同市内でドローンを使った空撮などの事業を行っている「アルサ埼玉」が機体を持ち込み、この地域で何世代も続く茶農家増岡伸一さん(66)の茶畑で今月20日に実施された。18アールの茶畑で約5分間の飛行を2度行い、実験用の水計5リットルをまいた。ほぼ無風だったため手際よく散布が進んだ。
[所感]
そうそう、風を利用して落ち葉の掃除をしていたところ。確かに、水撒きもいいよね。
流体力学に興味が湧いてきた。
【38】チェック・ポイント 市場をリードするドローン・プラットフォームに脆弱性を発見 DJI製ドローンのユーザ・アカウントへの不正アクセスを可能にするセキュリティ上の欠陥が明らかに|BIGLOBEニュース
[情報源]
[概要]
米カルフォルニア州サンカルロス - 2018年11月8日--ゲートウェイからエンドポイントまで、包括的セキュリティを提供するチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ(Check Point(R) Software Technologies Ltd. NASDAQ: CHKP)は、市場をリードするドローン・プラットフォームに脆弱性を発見しました。当社の研究者と、民生用ドローンおよび空中ディスプレイ技術の世界的リーダーであるDJIは、DJIが悪用された場合、そのインフラストラクチャに影響するおそれのある脆弱性の情報を公開しました。
[所感]
これは怖いですね。DJI社は問題の脆弱性を「高リスク/低確率」と評価しているそうですが、
中国らしくてのんきだなぁと思いました。
【39】DJI「Mavic 2」レビュー、画質と撮影機能、安定性が大幅向上
[情報源]
[概要]
ドローンといえば、いまやプロ・アマを問わず、映像や写真に関わる人にとって見逃せないアイテムとなりました。これまで撮れなかったアングルからの撮影が個人でもできるようになり、映像や写真の表現を大きく変えてくれるからです。
一般ユーザーをターゲットとした民生用ドローンは、中国DJIの製品が高い評価を受けています。なかでも、8月に販売を開始した「Mavic 2 Pro」「Mavic 2 Zoom」兄弟は、デザイン性に優れるスリムボディに高画質カメラを搭載しつつ、飛行の安定性を高めたことが評価され、実売価格は税込み16万~19万円前後と高価格ながら高い人気を集めています。
[所感]
良くまとまっていて良質の記事でした。
【40】ドローンの精密な配送システム技術でDrone Delivery SystemsとFlytBaseが協力
[情報源]
[概要]
2018年11月12日、バーモント州リッチモンド。ドローン・デリバリー・システムズ(DRONE Delivery Systems)とFlytBaseは、AirBox Homeへの無人で正確なドローン配送を可能にするために、各社のUASと互換性のある正確な着陸キットを開発するためのパートナーシップを発表した。
[所感]
本格的なビジネスフレームワークですね。ここまで統合する会社が増えるのかな。
【41】アウディとエアバス、ドローンと合体して飛ぶ自動車「Pop.Up Next」--試験成功
[情報源]
[概要]
Audiは、AirbusおよびItaldesign Giugiaroと共同開発中の、ドローンと合体して飛行可能な自動運転車「Pop.Up Next」について、プロトタイプ機の飛行および走行試験を成功させたと発表した。
[所感]
なんだか合体ロボットみたいな世界になってきたw
【42】マッコウクジラをモデルにした潜水艦がドローンの母艦に | ドローンニュース
[情報源]
[概要]
パリで開催された国際海洋軍事産業の見本市「Euronaval」において、フランスの軍事企業が新しい潜水艦「SMX-31」を発表しました。
「Electric」とも呼ばれるこの潜水艦は、マッコウクジラから着想得て開発されました。多くの機能を搭載し、あらゆる無人機と連携できる他、海軍特殊部隊の母艦としての役割も果たします。潜水艦自体も高度な自動化がなされており、たった15人の船員で稼動させることができます。
[所感]
軍事情報を公開している記事が増えましたが、インテリジェンス的に大丈夫なのかな。
【43】JAL、ドローン操縦技能試験に協賛--日本の航空会社として初
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日本航空(JAL)は11月28日、ドローン操縦技能試験である「ドローンPROパイロット技能認定会」に日本の航空会社として初めて協賛すると発表した。
ドローンPROパイロット技能認定会は、「GPSなどの位置情報センサーを活用した自動姿勢制御に頼らないマニュアルでの操縦」が求められるドローン操縦技能試験。合格率は7%と、日本国内最難関の技能試験となっている。
[所感]
JALが後押しする技能試験があるんですね。
【44】日本初!複数のドローンパイロットのタブレット上の地図にリアルタイムで自由にマーキングできるアプリ「フューチャードロー」が誕生
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ドローン関連コンテンツの企画、開発、運営を行う株式会社ドローンネット(本社:東京都千代田区、代表者:村上一幸)は、日本初となる、複数のドローンパイロットの手元タブレット上の地図アプリに、リアルタイムで自由にマーキングできるアプリ「フューチャードロー」を開発しました。さらに、「フューチャードロー」を使った次世代の新しい職業技能が習得できる講座、「ドローン管制士 3級」 「ドローン中継士 3級」を本日より提供を開始します。
[所感]
ドローンの教育ビジネスをはじめる会社が増えそうですね。本質は自動化だと思いますが。