ここ1.2ヶ月の間でやり始めたこと。
私はこれまで、ほとんど小説を読んでこなかった。経済やビジネス系を中心に読んできていたのは、正しい言葉を身に付けたかったからだ。また、ビジネス系だと、出版された当時のデータや数字は、現在とは違ったとしても、過去の事実としては正しいものだ。私は歴史から学ぶことが好きなので、過去に出版された本でも、良本であれば迷わず読むタイプである。
しかし、ここらで小説を読んでみようと意気込んでみた。理由は、ガネーシャが、「これまで敬遠していたものを取り入れてみ」と諭してくれたからだ。また、タイムリーなことに、新たに出会った人たちに、様々な小説を薦めてもらえたのも大きい。
小説はこの1ヶ月で3つ読んだ。「平成くん、さよなら」、「夜行」、「傲慢と善良」がそれである。異世界系のもあれば、リアル系のもある。読んでいて、そうそう!わかる!と頷けるものも少なくなかった。私は割と、感情移入してしまうタイプでもあるので、その世界の余韻に浸ることも少なくない。
あの本の、あの場面、どう感じた?
こう言った会話が出来るのが、小説の醍醐味のような気がしている。
あぁ、あなたはそう考えたのね。確かに、言えている。
そんな感情や、思考が巻き起こる。実に面白い。
それから私は、観葉植物を育てることも始めた。多肉植物なのだが、ほとんど水やりをしなくて良く、日光浴さえしていれば、元気でいてくれている。
名前は、「キー坊」と名付けた。理由は特にないが、なんとなく可愛い感じがしたからだ。
キー坊を見ていると、自然の力はすごいなと感じる。買った当初は、ゲンナリした姿だったが、日光浴に、適度な水やりによって、真っ直ぐに伸び出した。最近は、添え木をしなければ、重さで倒れてしまうようになった。それがとても嬉しく思う。
成長しているんだなと感じる。
その2つをメインで取り入れたことで、仕事もまた気分が変わってきた。特に9、10月は、割とやることが多く、右も左も分からない新人には、悩ましい時期ではあった。だが、そういった私生活の新しい取り組みによって、仕事での新しいことも、随分とハードルを低く感じるようになっている。
11月から弊社の就業規則が変わり、再出発となる。ウェルビーイング経営を推進していく弊社の船に乗れていることが素直に嬉しい。鹿児島の企業の中で、これをしている企業は早々ないと踏んでいる。鹿児島を拠点に、「世のベーシック」に変化してくれている。
今、「普通」に戻っただけだ、と私は感じている。
これからが勝負なのだ。私なりのvalueを発揮し、会社の役に立てたら良い。発揮出来そうな起爆剤は既に仕込み済みである。しかし、まだその先の展望は、ごく一部にしか言っていない。
この会社は面白い。
新しいことを取り込んだことによって、さらに仕事が楽しくなるというサイクル。気の持ちようの部分も大きくあるだろうが、ワークライフバランスではなく、ワークアズライフで生きようとしている私は、私生活と仕事を分ける考えではない。
両方が共存してこそ、人生は彩るのではないだろうか。
仕事も遊びと同じなのだ。
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