【おしごと図鑑】iOS・Androidアプリのアーキテクチャ刷新や新機能開発に挑む、モバイルアプリケーション開発部
「Chatworkおしごと図鑑」は、Chatworkにたくさんある様々な「おしごと」について詳しく伺い、Chatwork社内外のみなさんに、「こんなお仕事をしている人がいるんだ」と知っていただくコーナーです。
今回は「モバイルアプリケーション開発部のおしごと」をご紹介します!
※従業員向けに毎月配信されている社内ラジオ「Chadio」で、2023年6月に配信された内容を一部編集し、お届けしています。
※音声で楽しみたい方はこちらから!社内の雰囲気をより感じていただけると思いますので、隙間時間や移動のお供に、ぜひ聴いてみてください。
おしごとについて聞いた人
モバイルアプリケーション開発部の「おしごと」とは?
ーーまずは簡単に部署紹介をお願いします。
現在、モバイルアプリケーション開発部では、「Chatwork」のiPhoneやiPad、Androidアプリの開発を行っています。
PLG*(Product-Led Growth)戦略の観点でも、ユーザー価値の提供スピードを上げていくことを目標にしており、最近はモバイルアプリを利用されるユーザーさんもすごく多いので、安定したアプリの提供を続けられるように注力してるような状況です。
*…プロダクトが事業やプロダクトの成長を牽引していくビジネスモデル
ーー直近でいうと、やはりこのPLGのところで、「よりみんなが使いやすく」という点に注力されている感じですか?
「Chatwork」のアプリって歴史がありまして、初回のリリースから10年ほどが経過しているんです。その間にはたくさんの新機能開発も行っているので、技術的な負債がだんだん溜まってきている状況になっています。
現在はそういった技術的負債を解消していこうというところで、統一されたシンプルな構成になるような、新しいアーキテクチャに置き換えていこうという取り組みを、iOS・Android共に進めています。
ーー様々な機能を追加して進化していく過程で、技術上どうしても負債が出てきてしまうので、リプレースや改善をしているということですね。
どんなメンバーと働いているの?
ーー次に、どんなメンバーの皆さんが揃っているのか、チームの雰囲気などぜひお伺いさせてください。
モバイルアプリケーション開発部は20代前半から40代後半という、結構幅広い年齢層で構成されていて、業界が長い方もいらっしゃいます。
なので、iPhoneやAndroidを今は書かれてるけれど、それらが発売されるもっと前からエンジニアをされている方も結構いらっしゃるので、モバイルだけではなくインフラ周りであったり、バックエンドやWebフロントの知識も持たれている方が結構多い印象です。
ーーそういった方がいらっしゃると、モバイルアプリを作るという視点だけではなく、色んな視点を得ながらプロジェクトを進めていくことができるんですか?
そうですね。サーバー側の知見なども持たれている方が多いので、そういう点も考慮しながら進めたり、そういうところは一定数あるのかなと思いますね。
どんな人に来てほしい?
ーーまず、絶対に必要なスキルやご経験を教えてください。
現在、「Chatwork」のアプリはSwift(iOSアプリの開発ができるプログラミング言語)、Kotolin(Androidアプリの開発ができるプログラミング言語)を使って開発をしているので、そういった言語を利用してのiOSアプリやAndroidアプリの開発経験がある方と、一緒に開発したいと思っています。特にアーキテクチャの設計など、そういう下回りの設計の経験がある方などは大歓迎です!
更に、「Chatwork」のアプリは常に新しい技術をどんどん取り込んでいこうとしているので、技術のキャッチアップを日常的に行っていけるような方とも一緒に働きたいと思っています。
ーー日々、様々な新しい技術をキャッチアップしながらも、「これはChatworkのモバイルアプリのこういう部分に生かせるんじゃないか?」といった発見や提案もどんどんしてくれるような方だと望ましいということなんですね。
そうですね。そういうことをやっていただけると、すごくありがたく思います。
ーー少し重複してしまうかもしれませんが、「ぜひこういう方に来てほしい、一緒に働きたい」と、イメージをお持ちの部分はありますか?
モバイルの分野って結構特殊で、AppleやGoogleが提供しているものが多いという前提があります。
Human Interface Guidelines(Appleが提供するソフトウェア開発ドキュメント)や、Material Design(Googleが提供するデザインガイドライン)というようなデザインガイドラインがしっかりと用意されているんです。そういったものに知見がある方と、ぜひ一緒にお仕事をしたいと考えています。
ーールールやガイドラインが、厳しく定められているものなんですね。
そうですね。AppleやGoogle側がしっかり決めています。「デザイナーがそれを守っておけばOKなの?」みたいなことも思われがちですが、やはりエンジニアがデザインガイドラインを理解していないと共通理解が持てないので、エンジニアとデザイナーが思っているデザインが違っていたりして、開発が円滑に進まなくなる場合が結構あるんです。
なので、Human Interface Guidelinesや、Material Designという共通認識を持つことで、開発時のコミュニケーションが円滑に進んだり、効率的に開発を進めることができると思っています。
ーーちなみに現在、iOSとAndroid、どちらを募集しているかなど、決まっているのでしょうか?
iOSとAndroid、両方とも絶賛募集中です!
ーーということなので、興味をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひご応募ください!では最後に、今後予定されている取り組みや、モバイルアプリケーション開発部としてチャレンジしたいことがあれば、ぜひ教えてください。
現在チームがiOSとAndroidと分かれており、iOSチームにおいてはアプリの安定性を確保・担保するために、データ競合が少ないような単一方向のアーキテクチャへの移行を進めている状態です。そして同時に、UI周りの流行りであるSwiftUIの導入も検討しています。
一方で、Androidのチームの方は開発生産性向上を目指しており、ビルド時間を短縮するためにマルチモジュール化というものを進めています。こういった取り組みがどれぐらい改善されたか、というのを可視化していきたい想いがあります。
重要な指標として、「Four Keys メトリクス」というものがあるんですが、それを元にモバイルでどういうメトリクスを計測すれば、何がどれぐらい改善したかというのを可視化できるので、今まさに設計しているところです。
ーーある程度仮説に基づいて開発をしていく部分があると思いますが、そこがちゃんと自分達のなりたい姿になっているのか、きちんと指標を置いてどんどんPDCAを回していきたい、ということでしょうか?
まさにおっしゃる通りです。BeforeとAfterで比較していきたいと考えています。
ーーしっかりと共通認識・目印みたいなものを持って進めることが大切ですよね。ちんぺいさん、本日はありがとうございました!
ありがとうございました!
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