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義母の急逝【35w1d】

先日、夫のお義母さんが71歳で急逝した。
来月、孫が産まれることを楽しみにしていた最中だったので、抱かせてあげられなかったことが本当に悔やまれる。健康体でどこにも病気はなかったのに。

夫はお義母さんをとても尊敬していて、毎日泣いて憔悴しきった様子で帰宅し、自宅でも涙を流す様子を見るのはかなり辛かった。私は一緒になって大泣きするわけにもいかず、夫の居ないところで毎日1人静かに泣いていた。
まさか自分の親が急に死ぬわけがないと思っているが、そのときは突然やってくることもあるものだと実感した。

葬儀の日から私は臨月に入った。
私は長男の嫁なので、絶対参加した方が良いと思いつつ、臨月で葬儀に参加する人はいるのだろうかと色々調べてみたが、結局お義父さんが葬儀に来なくて良いと言ってくださり、不参加にさせて頂いた。
そしてまたタイミングが悪いことに、四十九日の法要の日の辺りにもしかしたら出産、または産まれていても生後数週間になるので、また私は参加出来ない可能性が高い。

よく“妊娠すると親族の誰かが亡くなる“という迷信のようなものがあるが、迷信ではない気がしている。何か意味があるのだろうか?
実際、母が24歳のときに私を妊娠中におばあちゃんが急に亡くなっているので、私はおばあちゃんには会ったことがない。母も自分が24歳で自分の母が急死するとは思っていなかったと思う。
お義母さんのことも、おばあちゃんのことも、なぜこのタイミングだったのかと何度考えてもわからない。でも何かの意味がないと、生かされている身としては生きていけないほど辛いと思う。
自分の親の死亡届を出した翌月には自分の子どもの出生届を出す夫の気持ちを想像するだけで本当に辛いです。

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