卒業生インタビュー|もう一度学ぶきっかけは作品から感じた「自分の伸びしろ」
完全オンラインでイラストを学べて、大学卒業資格を取得できる京都芸術大学 通信教育部 イラストレーションコース。今回は、3年次編入し、仕事と両立させながら本コースを2年で卒業した幡谷瑛里さんに入学のきっかけや、大学での学びについて聞いてみました。
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入学のきっかけは作品から感じた伸びしろ
私は高校を卒業後、短期大学でデザインを学び、その後はフリーランスのクリエイターとして仕事を始めました。
ただ、仕事で自分の作品と他の人の作品が並んだとき、「自分にはもうちょっと伸びしろがあるんじゃないか」と感じました。そこで、もう1度イラストを学びたい気持ちが芽生えたのがきっかけです。
学ぶなら基礎的な能力や技法だけではなく、クリエイターとして続けていくための考え方や知っておくべきことなど総合的に学びたいと思い、見つけたのが京都芸術大学イラストレーションコースでした。
卒業へ向けてスケジュールは徹底的に管理
学習時間は限られると思っていたので、仕事と家のこともしながらいかに効率的に学ぶかを最初に考え、戦略的にカリキュラムを組みました。
課題の提出締め切りを先に全部チェックして、学びの時間と課題をやる時間と、どれくらい必要かを逆算してスケジュール帳に書いて管理していました。昼間に仕事して夜に数時間課題をして、休日は一日中課題をするようにしていました。
大変ではありましたが、ダラダラさせると本当に卒業できなくなりそうな気がしていたので、先延ばしにせず期限を決めて単位を取り切ろうと頑張りました。
授業は知識や技術の吸収を体感できた
いろんな授業が印象的に残っていますが、一番印象に残っているのは色彩の基礎や構図の基礎です。
色彩の基礎は明度とか彩度、色相の基本的な色の3原則の話から、自分が考える表現にはどの色を選択したらいいかを教えていただきました。基本的なことから応用的なテクニックを教えてもらうことで、すごく自分の中で吸収している感じがありました。
現在、メインはぬいぐるみ制作の仕事をしていますが、ぬいぐるみを作った後の紙商品とか作品を撮影するときに構図を活かしたり、色の明るさを考えたり、イラスト以外の部分での表現にも学んだことが役に立っているので学んでよかったなと思います。以前よりクオリティが上がったっていう感じがします。
一番の学びはプロとして目指すべきクオリティ
プロの講師の方の制作現場が見れる授業で、自分が思ったゴールはまだプロのクオリティではなかったことに気づきました。
最初の方の課題3つぐらいは「仕上げもっと頑張りなさい系」のコメントが多かったです。ここまでやるとか、クオリティを上げるためにはどこまで手を加えるかとか、やっぱり1人では見えなかったです。自分が思っていた限界のその先が見えました。
先生に褒められたことが自信に
全体講評のときに卒業制作の絵本を虎硬先生がとても褒めてくれて、それが一番心に残ってます。先生に褒めてもらえるとか認めてもらえることは、私にとってすごく自信になりました。あのキャラがいいとか名前がいいとかもう何やっても全部褒めてくれて、こんなことあるんだと思いびっくりしました。
幡谷さんにとって学びは「人生を豊かにすること」
映画やポスター見るとき、「この効果を使っているのか」「こういう構造にしたらこんなかっこいい絵になるんだな」と視点が増えたことで、作品の良さや自分が好きなポイントに気づけるようになりました。学びは人生を豊かにすることだと思います。
でも豊かさは、自分でつかみにいかないと、得ることができないと卒業してすごく感じます。2年間スケジュールを詰めて学んだので、卒業してふと力を抜いたときに、何もしなければ、本当に何も学ばないことに気がつきました。
これからより楽しい生活にするために、日常で少しずついろんなことを学びたいなと思っています。
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