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彩り

 こんにちは!鈴木彩心です!
 このブログを書くにあたって、「おもしろいブログ ネタ」とか検索してしまっていますが、そういう場じゃないですよね。私って実は頭良いんです。得意なのは英語なので、日本語はあまり自信ありませんが、普段ヘラヘラしている私のまじめさが伝わる良い機会だと思うので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

 まず、私の大学4年間を。興味ないと思いますが、自己満なのでまじめに振り返っておきます。

 1年生。シーズン終盤にやっとスタメン。出続けていた何試合後かの試合開始3分で相手の足がかかり、怪我をして担架で運ばれました。石田さん、イエローを出さなかった審判にブチギレてましたが、その後、私を片手で抱っこして運んでくれました。かっこよかったです。怪我で終わった1年目でした。

 2年生。調整とリカバリーばかりで練習した記憶はありません。ふざける時はふざける、やる時はやるの見本がすぎる当時の4年生のおかげで、これ以上ないくらい楽しすぎた2年目でした。

 3年生。性格とキャラ上あまり言いたくないけど、正直4年間の中で1番きつかった年です。練習も上でやったり下でやったり。上の試合出たり、かと思えば次の週から下で、そこから1度も上にあがれなかったり。スタッフルームに呼び出されたり、練習後に集合かかったり、ずーっと怒れられていた気がします。翔太さんに何か言われる度に超不機嫌になって穂奈美と彩花に迷惑かけまくりでした。2人ともごめんね。悪いのは全て自分だとわかっていながらも、プライドが高い私は反抗してばかり。大好きなサッカーが大好きかわからなくなったし、大好きな同期からも離れたかったし、辞めたいとも思った。今も昔も絶対にありえないけど、当時は頼りになる友達に電話しながら弱音吐いて泣いて。穂奈美と彩花とその友達がいなかったら確実に乗り越えられなかった、と言い切れる本当にきつかった3年目でした。

 4年生。開幕戦の開始5分の接触を皮切りに怒涛の怪我・体調不良ラッシュ。一時期、自分の中でうまくいかないことが続いて、でも3年の時みたいになるのが怖くて、誰にも言えずに監督に八つ当たりして、スタッフルームに呼び出し(その時は変な言い訳したけど)。3年時の経験と、どんな状況でも楽しんだもん勝ちだという両親の教育から、ヘラヘラしていることが多かったけれど、いろんなことを感じたすごくすごく長い4年目でした。 

 大学4年間を通して学んだこと、みんなに1番伝えたいこと。それは、

「 常に全力でやること」

さやみに言われたくないわ!って今書いている時点で各方面から聞こえてきます。意外と難しい、 “常に”って。実際これは私が怒られてきた中で1番言われた言葉。「やってるもん!」って言い返すけど、そう思う人が1人でもいるってことはそう見えてる。誰だって頑張れる気分じゃない時はあるはずだし、全力でやらなくてもうまくいくならそうしたいはず。でも翔太さんから言われたことあると思う、 “積み重ね”だよって。その言葉の重みを早く理解できた人だけが上に上がれるチャンスを掴めると思います。学年が上がれば求められるハードルもレベルも上がって、やるべきことが多くなる。その中で「常に全力でやること」ができた人が上にいくと経験上断言できます。同じことを繰り返す毎回の練習。チームの平均値を上げるために、その同じことの繰り返しの中で全員がどれだけ全力で動けるかがチームをプラスに変える近道です。プライドが高い私は、求められてるハードル最大級の最後の最後にやっとやろうとしました。必要ないプライドは時間の無駄です。後々きつくなるだけです。後悔しているわけではないけれど、みんなには私と同じ経験をしてほしくないです。だから言います、全力でやれば見える世界が本当に変わります。全て自分次第です。

まじめになりすぎましたね。もう1つ。

「人生楽しんだもん勝ち!!!」

上でもちょっと書いたけど、これは私のモットーです。落ち込んでいても良いことないです。反省しないのは違うけどね。うまくいかないとき、どうせならポジティブに・前向きに捉えた方が絶対に得です。知ってる?愛想笑いでも嘘でも、笑ってた方が脳が楽しいと錯覚して明るくなれる、って。でもヘラヘラしすぎないように気をつけてください、怒られます。

 
最後に

両親へ
部活でのことをあまり多くは話していなかったけど、私のことを1番理解してくれていたと思います。大学最後の試合の後に送った家族LINE、1人暮らしの家の中ではORANGE RANGEのイケナイ太陽が流れていたのに、パパとママからの返信メッセージに涙が止まりませんでした。鈴木家って最高です!恩返しします!

同期へ
思ったことがあったら直接私の家に話をしに来てくれたり、練習前に誰もいない広い部屋で面と向かって想いを伝えてくれたり、LINEで長文送ってくれたり。そんなキャプテン・副キャプテンをはじめ、常に周りが見れて、お笑いのセンスあって、ご飯誘ったら来てくれて、帰り際でも誰かの何かがなくなった時には全員で探し回れるみんなが同期で私は本当に幸せです!また13人で集まろうね!

後輩へ
聞いていない私が1番悪いですが、私が練習メニュー聞いていないのわかってて、ニヤニヤしながら聞いてくるのやめてください。みんなもちゃんと聞くようにしようね。あと、同期を大切にね。

スタッフへ
いつもチーム・選手を1番に考えてくれてありがとうございます。私たちがサッカーに集中できる環境を当たり前のように作っていただいたこと、本当に頭が上がりません。たくさん迷惑かけてごめんなさい。

翔太さん(監督)へ
サッカー以外の部分でいっぱい怒られて、その度にもうやだ!って思って、我に返って自分の情けなさ・弱さに気づく、翔太さんと出会ってからずっとその繰り返しでした。数え切れないくらい怒らせて、失望させて、後悔させて、それでもどうしようもない私を何度も引き上げてくれて。いつも翔太さんに言われると絶対に否定しますが、本当に生意気でクソガキで問題児だったと思います。本当に本当にごめんなさい。そして、たくさん怒ってくれてありがとうございました。人として・サッカー選手として私に足りないものすべてを教えてくれました。出会えて良かったって心の底から思います。怖い顔での「さやみちょっと来て」がやっとなくなると思うと毎日安心して眠れそうです。

石田さんへ
上から見ていて、何回ベンチの椅子蹴り飛ばしましたか?「お前は上手いから大丈夫」石田さんから言われた言葉。もう1度聞くことはできないけれど、その言葉の力を借りてまだまだ頑張ります。ずっと上から見ていてください。

その他、私を応援してくださっていた全ての方々、ありがとうございました。まだまだサッカー続けるので応援よろしくお願いします!

メンバー選考が行われる重要な試合の移動中に、原付で事故に遭って救急車で運ばれたり、前日に熱が出て真夏にピステ上下着ていたら、監督に体調悪いのバレて速攻帰らされたり、メンバーにすら入っていなかった試合に当日の朝呼ばれてフル出場したものの、連絡きた時にコストコ行こうとしていたのバレたり。タイトルにあるように、喜怒哀楽『彩り』のある感情とともに、鈴木彩心にしか経験できない最高の思い出いっぱいの4年間でした!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!どうでしたか?

次は、口癖が「アサイー食べたい」、「えー任せる」のあの人。方向音痴の私と真逆で、とてつもない方向感覚をお持ちです。2人でいる時は一生しゃべっているものの、人前で多くは語らない彼女はどんなことを書くのでしょうか…!お楽しみに!!!



鈴木彩心(すずきさやみ)
ゆりが丘FC→マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース→常盤木学園高等学校→神奈川大学

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