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初IELTSがとても楽しかった話:)

お久しぶりです。先日札幌で初めてIELTSを受験してきたくらるです。まだ受けたことないって方もいらっしゃると思いますのでどんな雰囲気か、お伝えできればと思います。

アメリカ行きたいのにIELTS?

 そもそもIELTSとは、International English Language Testing Systemの略。テストを作っているのはBritish Councilという団体なので音声のアクセントなんかは英国式。今回私は3ヶ月ほど勉強をして臨みましたがイギリス英語だから聞き取れなかったり、理解できなかったり、といったことは一切ありませんでした。「英語は英語だなあ」と、初心者ながら思いつつ、テストを受けていました。
 似たような国際英語力試験にTOEFLがありますが、あちらは米国式の発音や表記のテストです。自己紹介でも申し上げたとおり、私の現在の第一志望進路はアメリカの大学。どうしてアメリカに行きたいのにイギリスのテストを受けるんだ、と思われるかもしれませんが、理由は特にないです(笑)。動機としては、兄が大学受験の際に、志望校によっては国際試験の点数を共通テストの英語科目の点数として評価する、という制度を知ったんだそう。兄は知るのが遅かったため、出願には間に合わず、普通に共通テストの点数を使ったのだそうです。その経験から、なにかしらの国際試験のスコアを持っておいたほうがいいと母に言われ、受験を決めました。もちろんその時は、アメリカに行きたくなるなど、全く思っていなかったのです。

勉強法

 効果的な勉強法を語れるほど能力はありませんが、私自身のやり方を載せておきます、きっとこの覚書は、二度目の受験に向けた準備に役立つであろうとも思うので。

①テキストと単語帳を買った
まず、とりあえず、テキストと単語帳を買ってはみたものの、誰かが教えてくれるわけではないのでとーってもやりづらかった!学校の先生方も受けたことがないとおっしゃるものだから、どうしようか。。。という感じでした。

②試験の構造を知る
最初はテキストをじっくり読んで、科目別の出題方式を覚えました。リーディングは何分間だとか、分量はどれくらいかなどなど、試験本番になって焦らないように、しっかり読んでおきました。

③実戦で慣れる
次はとにかく解いてみる。学校の定期テストのように、こんな文法が出るとか、ここの範囲が出るとか、当たり前ですが一切わからないので、実践で問題の雰囲気に慣れるようにしました。どの科目もYuTubeやネットで検索すれば練習問題を無料で解くことができます。(リスニングはYuTubeでIELTS Listeningと検索すると大量の過去問が出てきます。)

④単語は最初からギリギリまで継続する
同時進行で、単語もどんどん覚えると良いです。単語はたくさん覚えていて絶対に損はないからです。特に国際試験では、学術的な言葉や言い換えが恐ろしいくらい登場します。日常生活では絶対に使わないような単語も平気で文章に現れるので、知らないとリーディングの大事なワードに気づけなかったり、スピーキングでしっちゃかめっちゃかな話をしてしまって試験官に苦笑いされる可能性があります。(ソースはどちらも私です。)IELTSの単語帳はものすごく分厚くて、やる気が失せることもしばしばあります。実際私は試験の当日までに必須単語3000語中、半分も覚えていませんでした。これは本当に危険な例です。時間とお金に余裕がある方しか、こんな愚行の繰り返しは許されません。(もちろん私も許されません)

⑤ライティングでは求められていることに忠実に
ほぼ独学、という状態で苦労したのはライティング。最初は学校の先生に添削していただいていたこともありましたが、何しろ忙しい職業の方々ですから、昼休みや放課後に学校内を走り回っても出会えないこともザラでしたので、本番も自信がありませんでした。ライティングの勉強法としては、こちらも実戦で慣れることが一番だと思います。ネットで調べるとトピックがたくさん出てくるので、とりあえず書いてみる。周りに学術英語を習得した頼れる人がいれば、添削してもらうことを強く、強くお勧めします。自分で書くときの注意点としては、Topic1は、「自分の感情を一切入れない」ことが大事だということ。グラフや比較の図なんかが示されて、その状況を「説明する」ことが求められます。イメージとしては、「図やらグラフやらを全くみていない人に、変化や状況が明確に伝わるように説明する」感じ。目を瞑っていても理解できるようにわかりやすく説明しなければなりません。もう一つは、言い換え。例えば、「これは過去10年間のゴミの量の推移のグラフです。変化や状況を説明してください」という問題が出されたとします。自分で書くときはこの文言を、別の言葉に言い換えて、この図が何なのかをまず、相手に伝えなければいけません。上の言葉を言い換えた本文の書き出しとしては、「これは2011年から2021年のゴミの量の増減を示した図です」みたいな感じ。問題文を丸写しするような導入は減点対象です。。。Topic2は意見を聞くような問題が多いので、自分の意見を短い時間でまとめ上げて文章化するように、継続してエッセイを書き続けることが大切です。こちらは250単語以上というかなりボリューミーな文章を書かなければいけないので時間配分が難しい部分の一つです。ただ一つ言えるのは、「嘘でも何でもいい」ということです。あなたが本当にその課題に対して賛成しているか、反対しているのか、ということは採点者からすると全く問題ではないのです。例えそれが思ってもいないことだったとしても、それがあたかも自分の本音かのように膨らませて書き上げられるか、ということが一番大切です。時間によっぽど余裕うがない限り、「書きたい内容」よりも「書ける内容」を有右旋するほうが良さそうです。

⑥わからん!
スピーキングに関しては本当に一発勝負。でも本番はかなりリラックスして臨めました。試験官がとても良い人だったから。あまり難しい単語は出てこないので落ち着いて答えるようにしましょう。今回受けてみて感じたのは、試験官は表情を見ているということ。私は色々なところに視線を飛ばしながら話してしまう癖があり、試験時間20分弱の間に何度顔を覗き込まれたかわかりません。自信なさげに感じられてしまう可能性があるので試験管の目をよく見て、「自信がある風」を醸し出しておけば問題ないかと思います。

⚠️注意⚠️
上記のことはあくまでも私個人の考えです。鵜呑みにしないように、本当に気をつけて!!正しい勉強法、というようなものは必ずしも普遍的ではありませんよね。色々な人の勉強法をちょっとずつ齧って、気に入ったものだけ選り好みして取っていけば良いと思います。自己流でいいんです。

次の小ゴールはどこなのかという話。

ここまでつらつらとアドバイスじみたものをおこがましくも書いてきてしまいましたが、次はなにをステップとして用意するのかというお話をしたいと思います。

現在私は夏休みまっただ中。これを書いている間は長野県飯山市野沢温泉で開かれる「留学フェローシップ サマーキャンプ2023」に参加する前夜。長野県内に前乗りしたホテルにいます。その記事も書きたいと思っています。

夏休みが終わると1週間後、前期期末テストがやってきます。2学期制の学校のため、夏休み前に期末がある3学期制とはスケジュールが異なります。夏休みに予定を詰め込み過ぎた私なので、成績をどう維持しようか、割と真剣に悩んでいる最中です。。。きっと何とかなるでしょうが。。

9月からは少し暇ができるので、その間に「DET(Duoringo English Test)」を受けようと思っています。このシステムはまた、受けてから記事にしますね。とにかく安く国際試験が受けられるということで試してみよう!という好奇心です(笑)そのテストが次の小ゴールになるのではないかと思っています。

まとめ

今回はIELTSを初めて受けてみた感想を話してみました。結果が出たらInstagramの方で点数を公開したいと思いますのでぜひ、フォローしてやってください。。。テストを受けたことで再び英語学習へのモチベーションがさらに高くなりました。何よりテストの形式が学校では絶対に受けられないスタイルだから、本当に楽しい思い出ともなりました。これからもぐんぐん英語力とコミュニケーション能力(後者は伸び悩み中)を育てていきたいと思います。一緒に頑張っていきましょう!

ではまた( ´ ▽ ` )ノ

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