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鉄印帳の旅〈11〉IRいしかわ鉄道
http://www.ishikawa-railway.jp/
石川県金沢市(金沢)- 津幡町(倶利伽羅) 営業距離17.8km
(路線図はIRいしかわ鉄道ホームページより)
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IRいしかわ鉄道は北陸新幹線が2015年に金沢まで延伸されたことに伴って、JR西日本から経営分離された並行在来線です。並行在来線とは、ざっくり言うと「新幹線が通ったからもう特急は必要ないですね、在来線の経営も二重負担になるからJRから移管しますね」と言うことで地元自治体などが出資者となってできた第三セクターの鉄道会社です。IRだけでなく並行在来線に関してはいろいろと論議があるようですが、ここではざっくりとした説明だけにとどめておきます。もちろん例外もあります。
もともとは石川県内を走るJR北陸本線。次回以降に紹介する「あいの風とやま鉄道」と「えちごトキめき鉄道」も北陸新幹線延伸で同じ年に開業しました。この三つの鉄道はそれぞれ乗り入れもしており、金沢から富山を経て新潟県妙高高原まで乗り継いで行くことができます。
社名のIRは「Ishikawa Railway」と「愛ある」鉄道という二つの意味をかけているそうです。金沢で手に入れた鉄印には中央に青く「IR」のロゴがありました。この青色はIRのコーポレートカラーでもあるみたい。
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私が金沢から乗車したのがこの電車。お気づきかもしれませんが、この電車は富山県泊駅まで行く「あいの風とやま鉄道」の車両です。相互乗り入れしているので仕方ないですが、できればIRの車両に乗りたかったな。
で、後日金沢を再訪し、IRの車両を撮影してきました。
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金沢を出てからしばらくは新幹線の高架を真横に見ながら走ります。文字通りの並行在来線。ローカル線という雰囲気はありません。電化されているし車内は会社員や学生が多く、都会で見かける風景とあまり変わりません。
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富山に近づくと刈り取りが終わった田んぼが延々と続きます。コメどころ、酒どころ。
倶利伽羅までがIRの区間。県境をまたぎ同じ電車で「あいの風とやま鉄道」の高岡駅に向かいます。
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