我こそドン・キホーテ

都会からどんどん離れていき、仕事まで車で約2時間。バイクで約1時間。専門学校に通ってた梅田がもう原型を留めていない。

大阪でドン・キホーテを上映する映画館は2つだけ。そのうちの1つ。大阪ステーションシネマ。大阪駅の真上にある。

電車に揺られて地下鉄梅田駅に到着し、JR大阪駅に出てくるとそこは、もう見知らぬ世界。浦島太郎なんて生易しい。異世界にテレポーテーションしたに違いない。大阪駅が超立体的になってる。

コロナウイルスのおかげか人はあまり多くない。日曜日の夕方に来たのに超満員じゃない。まぁそれはさておき、映画館へ。

映画はまぁ流石にテリーギリアムですなぁな世界。あらためてテリーギリアム好きやなぁ、と思わせてくれる。直ぐに出来上がったバージョンが観てみたかったとは思うけれど、それはそれ、これはこれ。今観たからこそ感じる事もあるんやろうとは思う。てか、直ぐに完成してたら大阪駅に圧倒される事はなかったなぁ。

そして、映画終わりのエクストラゾーン。
映画の余韻と共に現実にいる感じ。そのエクストラゾーンの中で11階からエスカレーターで降りてみた。周りは素晴らしい夜景。ベンチが置いてあり、夜景を眺めるカップルが居る。その下の階には日本庭園風が。

風情が有りますなぁ。

と、時代に取り残されてるのは俺か！？感。
世の中どんどん変わっていくのね。知ってるけど、ついてはいってないな。昔なら意地でもついていこうと思っていたに違いないけれど、偶には来んとな〜程度。

でも、嫁ちゃんとふたりでデートしたいな〜って思ったね。俺はサンチョなんて呼ばないぜ！従者だなんて思ってないからな！

でも、盲目に突き進みたいよね。