見出し画像

親として自信がもてなかった

親には愛情をかけて育ててもらったと心から感謝しているのですが
私は自分が「毒親」になってしまうかもしれない、という不安があったのです。

子どもはかわいいし、子どもに何かあると不安で頭がいっぱいになる。
愛があるだけにこわいのだ。

気づいたら自分の思い通りにしようとしてしまうのではないか。
自分の価値観を押し付けて、彼らの人生を生きにくくしてしまうのではないか。

一番そばにいて育ちに影響を与えてしまう「親」として、自信が持てない。

子育て批判の記事は全部自分に向けられているのかもと思ったし、『毒親』関係の本も何冊も読んでいました。

その不安を行動に変えて、コーチング、脳科学、メンタリング、様々な学び、実践をくりかえして、今は心からこう思っています。


私の子育ては完璧じゃない。
でも、この親に育てられて「親のせいだ」と言うなら
それは本人が人生を人のせいにして、自分の人生を生きようとしていないだけ

そしてもちろん、子どもたちは一番わかっている。

お母さんは、完璧じゃない。
手が行き届いてなかったり、ヌケてたところもいっぱいある。
自分の人生に夢中になってほっておかれたところもある。
でも、お母さんの形で全力で向き合ってくれたんだと思う。
この家族で文句言ったら終わり。
自分たちは最高に幸せな家庭に育った幸運の持ち主だ。
自分の人生は自分で切り拓く。


おそらく5人とも「そらそうやろ」って言ってくれると思います。

子育てに正解はないし、完璧な人なんていない。
あかんとこ含めて、自分らしく精いっぱいで悔いなく大事なものに向き合って、そんな自分を誰よりも自分自身が認めてあげることができたら

自分が納得できる幸せな人生に近づくのかもしれない。


いいなと思ったら応援しよう!