派遣交換留学:エトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー ブダペスト)
神奈川大学外国語学部英語英文学科です。神奈川大学は51か国 202の大学と提携し、派遣交換留学を推進しており、英語英文学科からも多くの学生が学内選考を経て中期・長期の留学に行っています。行先は英語圏に限りません。神奈川大学国際センターのインスタグラムに、2023年度前学期に派遣交換留学でエトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー)に留学中の4年生の中村実優さんの現地レポートが掲載されました。
【留学の目標】
語学面の目標は、英語だとスピーキング・リスニング力を伸ばし、帰国後のTOEFL iBTで100点を取ることです。ハンガリー語に関しては、街での標識やアナウンスを理解したり、スーパーやレストランなどでの簡単な会話を行えるようになることです。学習面での目標は、国際関係の分野を中心に理解を深め、神奈川大学での卒業プロジェクトに活かすことです。また、個人的には、人との出会いを大切にしたいので、積極的にイベントやコミュニティに参加したいと思っています。
【休日の過ごし方など】
休日は寮から出て、なるべく友人と出かけるようにしています。他の国からの留学生と観光したり、ご飯を食べに行ったりしています。アパートに住んでいる友達の家に集まってみんなで料理を作ったり、学生向けのイベントに参加したりすることもあります。日本の大学とは異なり、ここではサークルや部活といった括りのものがないようで、代わりに学生団体主催のパーティーやイベントで友達の輪を広げる事ができます。特に、英会話コミュニティに参加した時に、年齢・職業かかわらずいろいろな人に出会えて、敬語や年齢を考慮する文化のない外国ならではの経験ができて楽しかったです。旅行にはまだ行けていませんが、日帰りや短い日数でも行けるオーストリアやスロバキアなどに週末に行けたらいいなと思っています。
【現地大学に対しての感想や同大学へ留学を目指す学生へのメッセージ】
まだ1ヶ月ほどしか経っていませんが、ハンガリーでの生活にも慣れてきて、毎日楽しく過ごせています。友達ができるまではとても不安でしたが、留学生向けのキャンパスツアーや寮・授業で友達を作り、話したり出かけたりするようになってきて、今はとても楽しいです。ELTEはキャンパスが市内のあちこちにあり、授業によっては異なるキャンパスを行き来できて面白いです。また、ヨーロッパの学生が多く行うErasmusという単位交換留学制度があるのですが、それを利用してブダペストへ来ている学生が多く、Erasmusの学生団体のイベントが非常に充実しています。日本人でも参加できるので、これからもたくさん参加しようと思っています。授業は難しいですが、自分の予習・復習次第だなと感じます。市内には図書館がたくさんあるので、積極的に利用しようと思います。
エトヴェシュ・ロラーンド大学(ELTE)はいろいろな国からの留学生が在籍していて、刺激的な場所です。首都に位置するということもあり、生活がしやすいです。学生や教授、大学のスタッフなどは、みなさんフレンドリーで、困ったときには誰かが助けてくれる優しい環境だと思います。特に寮では、誰でも顔を合わせたら挨拶をしてくれます。共同のキッチンやロビーなどで会う人にも、積極的に自分から話しかけてみてください!また、ELTEでは他の大学からきた日本人留学生と出会い、頼れる友人を作ることもできます。日本人の数は多すぎず少なすぎずという感じなので、他の国からの留学生との関わりも大切にできます。ハンガリー国内でトップの大学であり学部や専攻のバリエーションも多いので、ぜひELTEで最高の留学生活を送って欲しいです。
記:中村実優
元記事はこちら!
神奈川大学の派遣交換留学制度についてはこちらをごらんください。
2023年度、英語英文学科から応募した学生は全員、学内選考を通過し、希望の留学先で学ぶことが決定しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?