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カナダのバンクーバーのスタバで1年間ワーキングホリデー!
神奈川大学外国語学部英語英文学科です。課外の活動として、ワーキングホリデーでカナダに滞在したM.I.さんをご紹介します。
私は大学入学以前から海外の文化に興味があり、いつか海外に住み、異文化を体験してみたいという思いがありました。留学がそれを実現するための方法として一般的ですが、周りが経験していないことをやってみたいという思いがあったため、大学を1年間休学し、ワーキングホリデーに行くことを決意しました。現地で働きながら英語を学ぶというのは、留学では経験できない貴重な体験で、休学してでも行く価値があると思いました。
行くと決心してからの1年間は、アルバイトをして費用を稼ぎながら、英語の面接の練習をしました。より効率的に多くの異文化に触れることができると考え、ワーキングホリデー先には、多くの移民の受け入れをしているカナダの国際都市バンクーバーを選びました。
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現地に住む人は、ネイティブや移民に関係なく、皆親切で気さくで、互いの文化を尊重していました。多様な文化が集まる地ならではの彼らの寛容さに感動することも多く、時間が経つにつれて、バンクーバーが私にとって居心地の良い場所になっていきました。
一方で、仕事探しはワーキングホリデーならではの苦労で、私自身、仕事を探している時間が一番辛かったです。それでも、「せっかくのこの機会を無駄にするものか!」と自分を奮い立たたせ、直接履歴書を配り歩くなど、とにかくがむしゃらに行動しました。その甲斐があって、約1ヶ月かかってしまいましたが、私は念願であったスターバックスで働くことになりました。
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スターバックスの仕事に専念したかったため、掛け持ちはせず、週4~5日で30時間ほど働いていました。チップはほぼなかったため、給料はレストランで働く人よりも少なかったのですが、生活に困ることほどではなかったです。働き始めは、自分の英語の拙さを痛感し、これから先どうなるのだろうかと不安になりましたが、自分の英語力をカバーするために、常連客の顔と名前、いつも頼むドリンクを覚え、表情豊かに接客をすることを心がけました。そうしていた結果、常連客との距離を縮めることができ、英語も徐々に話せるようになりました。常連客の中には、わざわざ私と話すために来てくれる人もいて、彼らともっと色んなことを話してみたいという思いから、英語の勉強も頑張ることができました。
この1年間のワーキングホリデーの経験を通して、自分の弱みを理解した後、改善のためにどう動いていくかが大事なのだということを学べたと思います。
記:M.I.さん
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