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1人で気持ち良くなりたいだけなら辞めてくれ

こんにちは!関西大学男子ロングパートの大野です。

3月に入り、いよいよシーズンインまであと少しになりました!
男子ロングパートも、走り込みを続けています🏃‍♂️

吹田市は坂が多く、アップダウンを利用しての練習もよく行います。とてもキツいです、、移動や準備にはマネージャーやケガ人の方々、コーチ、監督が協力してくださっています。ありがとうございます🙇‍♂️

冬季を乗り越えて、春先に良い結果を残せるように1日1日を大切にしてがんばります!!

タイトルの話

今回は、前回の記事でもチラッと触れた、一昨年の12月の話をしようと思います。
2020年12月26日、当時一年生だった僕は、平成国際大学記録会に出場するために埼玉で宿泊することになりました。

宿泊したホテル、超キレイでした!!(1ミリも楽しめなかった)

慣れない遠征なこともあって、到着が21時くらいになってしまい焦っていたのですが、、

一件のLINEが。

「もう寝た?」

嶋谷さんからでした。

『寝てないです』

「待っといてや。もうすぐ駅着くから。」

1日早く5000mの試合を終わらせた嶋谷さんと亀田と、試合前に話をすることになりました。
しかし、もう時刻は21:30くらい。早くしないと明日に響きます。
合流して話をする前に、いろいろイジワルされたんですが、、それは伏せておきます!

なんやかんやあって22:30くらいから話をすることになりました。
明日の試合、終わった、、
(ちゃんと次の日の試合結果は悪かったです。)

しかし、その時の話は、当時の自分の

陸上の価値観を大きく変える話でした

『どこを目指しているのか?』

当時の僕の目標は、この前のnoteでも書いた通り、

5000mで14分台を出すことでした。
それ以外はなにも考えていませんでした。

むしろ、それを達成したら退部してもいいと思っていました。
2人はそんな僕の話を聞いて、ため息をつきます。

そんなんで陸上部入るなよ

ランニングサークル入り直せば?

と言われてしまいました。

なぜ、2人はこんなに厳しいことをいうのでしょうか。
頭の悪いぼくは、残念ながらそんなことを思っていました。

自分は高校3年間で才能が無いとわかった。
だから、これ以上を目指すことができない。

そんな自分に、どうしてこんなひどいことを言うんだろう。

では、なぜそんなことを言うのか。

期待しているから

来年、大野には予選会で戦ってもらわないと困る。
そういってもらえました。

しかし、それでもなぜかグズっているぼくに、話をしてくれました。

このチームは、関西大学の強化指定クラブだ

様々な支援をしてもらって、活動している。

だから、このチームは全日本大学駅伝・出雲駅伝出場を目指している

結果を出すことによって初めて、大学、監督、コーチ、応援してくださっているOB、OGに恩返しができる。

14分台を出したいとか、そんな個人的な目標で男子ロングに入って、

一人で気持ちよくなりたいだけなら

陸上部をやめてくれ。

話を聞いた時、僕は本当に自分のことしか考えていなかったなと思い、恥ずかしかったです。

そして、正直全日本駅伝なんて目指せないのではないかと思っていた自分の前で、

亀田は、目指せるところにあるのに、なんで目指さないのかわからない

と、本気で、心の底から言っていました。

そうした2人の

本気で全日本を狙う

という考えを聞いて、自分も目指したい!と真剣に思えました。

去年、ようやく14分台を出して、関西大学の役に立てるかどうかのスタート地点に立てたと思います。

自分にとっての勝負の期間は始まっています。

残り数ヶ月で、どれだけ力をつけて予選会で結果を残せるか。
本気で、本気で過ごそうと思います。

残り1ヶ月ほどでシーズンイン、記録会も入ってきますが、自分達の目標は、全日本大学駅伝です。その目標に向けて、いま頑張っています。
うまくいかないこともありますが、乗り越えていきます。

これからも応援お願いします!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

広報担当・大野

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