九州の旅の途中で魚釣り @ Kty車旅ハイライト-その10
<はじめに>
2021年、秋の九州4Week 5100kmの旅。キャンピングカーで車中泊を続けた長い旅では、旅行雑誌、You Tube、Web.のオススメ記事などの情報を総合し、天気予報も睨みつつ、様々な場所を訪れました。
海沿いの道をのんびり走る事がよくありました。天気の良い静かな午後に漁港近くを走っていると、突然妻が「魚釣りしようか」と切り出しました。魚釣りを趣味の一つとする私ですから、私もすぐに「魚意、」イヤ「御意!」とばかり即決。妻も釣りには幸い興味があるのです。
釣り竿などは、旅立つ前に車内に備えておいたので、あとは釣り餌が必要。すぐに近くの釣り餌屋を探して準備を整え、夕暮れ時の漁港に向かいました。
■ その1・・・長崎県鷹島町の 道の駅鷹ら島 近くの漁港
道の駅鷹ら島から2km程離れた小さな漁港です。釣り餌を購入する気持ちになった場所からは離れているのですが、ナビで見つけた村はずれの処。16時頃ですが、見える範囲に釣り人は2人のみ。
釣り開始直後は何ら手応えは無し。徐々に太陽が傾きかけてきました。
やがて小さな魚の当たりが始まり、写真の通り、妻の手にぶら下がっている”カワハギ” をゲット。しかしその後は餌ばかり捕られて獲物の数は増えず仕舞い。リベンジを胸に魚釣りを終えたのですが、辺りが暗くなり納竿の頃に、二十歳過ぎの若者が3人やってきて、烏賊のエギング投げ釣りが始まりました。この港は穴場だったのかも、、。
■その2・・・熊本県天草の 道の駅天草イルカセンター 近くの漁港
今度は、道の駅天草イルカセンターから2.5km程離れた、これも小さな漁港です。海沿いの道路から良く見える場所で、数日前の鷹ら島での悔しさも残っていて、15時頃通りがかった際に「御意!」となったのです。
買ってきた釣り餌は剥きあさりと石ごかい。ここでは、明るい時から種々の魚の当たりがあり、あまりのんびりともしてられずに手返し良く魚を釣り上げては取り込みました。リリースした小魚も多数です。
やがて夕焼けが始まり、太陽がどんどん沈んで姿を消す頃、納竿となりました。最後はすべての魚をリリースして漁港をあとにしましたが、静かな海の夕暮れの風情を楽しめた事も、旅の途中の心地よい思い出として残りました。
<おわりに>
いつ頃どこで魚釣りをやってみようか、なんて計画は事前には毛頭ありませんでした。旅の途中、海や漁港を観ていたら、”魚釣りをやってみよう” となったのですが、思い返せば、どこかで魚釣りをしていた人達の姿を観てしまったのが、きっかけになったのかもしれません。
まあどんな理由にせよ、気ままな私の旅は、お陰様でこんな楽しみ方も許してもらえたのでした。
■ 補足情報
タイトルでお分かりの通り、九州@Kty車旅ハイライト は、今回がその10と言う事は その1~その9などもあるシリーズになっています。
宜しければ、九州車旅の導入と総括を記した その1 も覗いてみて下さい。
https://note.com/ktyhara/n/n8d308b0f3d15
<蛇足>
noteに旅の記録をまとめ投稿する様になった私の場合の理由は、
人様に見られても良いという緊張感を持って、メモ的記録でない内容で記し纏めておく事と、投稿するからには読んで下さる方に "面白かった” "少し役にたったかな” と思ってもらえて私の満足感にしたい、であります。
すると旅の内容は、旅行雑誌などで得られる一般情報ではなく、お役立ち特化内容がよかろう、と考えて記しています。
読んで下さった方にとっては、いかがだったでしょうか。
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