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北海道2022 礼文島滞在記@ Kty車旅ハイライト その6

2022年6月の北海道内3Week ,3200kmの旅。キャンピングカーで車中泊を続けた長い旅では、旅行雑誌、You Tube、Web.のオススメ記事などの情報を総合し、天気予報も睨みつつ、様々な場所を訪れました。
今回の北海道の旅で、最も行きたかったエリアは "礼文島" 。稚内からフェリーで礼文島へ渡り二泊三日の車中泊。二日間は快晴に恵まれ、キャンピングカーで島内をくまなく巡りました。
実は去る1998年6月13~15日に家族4人で礼文島を訪れています。島の景観と花々の美しさに4人皆が感動し、後々まで忘れることができませんでした。そして今回は6月14~16日。やはり今回も礼文島で数々の絶景に出逢い再会できました。それらの中で、特筆したい場所・場面を選び纏めてnoteに記します。

(1) 桃岩辺りの散策と高山植物

礼文島は高山植物が海抜0mから生息することから ”花の浮島”と呼ばれている島で、6月中旬はそんな花の多くが咲き誇る時期なのです。そんな花々を、標高100~200mの丘を散策しながら探してみる事が旅の第一の目的。 桃岩辺りの丘を散策し、その目的を達成する事ができました。もちろん景観も申し分ありません。絶景の連続です。ご覧下さい。

礼文島の丘を歩く
礼文島の丘に咲く花

散策中に撮影した動画です。ぜひご覧下さい。

(2) レブンアツモリ草

レブンアツモリ草は種子から育てると、花が咲くまでおよそ10年掛かる絶滅危惧種の高山植物らしく。今回、この花を桃岩辺りとは異なる特別な場所で観察鑑賞する事ができました。実に可憐且つ気高さのある花でした。
さて、この花は島内の限られた場所でしか見られません。その近くまで数台の観光バスなどが押し寄せていましたが、島内の5〜6名の方々が見学者達を誘導し案内して下さいました。過去放置していた頃、花を持ち帰る人達がいたかららしく。観光旅行者達の礼儀と対象物への理解が如何に重要で忘れてならないか、改めて考えさせられた機会でもありました。
そんなレブンアツモリ草の写真と動画をご覧下さい。

レブンアツモリ草群生地

(3) 澄海岬

島北西部に位置し、島内で最も美しいスポットの一つであって、南国の渚の様に透明な青い海が湾になっている岬  と旅行雑誌等では謳われている処、澄海岬(スカイミサキ)。
ここでも快晴の空と海は、評判通り青く美しく、真に絶景のエリアでした。

澄海岬

撮影動画は次をクリック下さい。

(4) 地蔵岩

島の南西部にある元地海岸にメノウ浜地蔵岩があります。地蔵岩は礼文島の奇岩のひとつで、お地蔵さんが手を合わせているように見えることからこの名が付いたとの事。日本海に沈む夕日が美しい場所でもあります。
またメノウ浜と呼ばれる所以は、メノウ石が浜辺の小石に混ざって存在するからで、私は残念ながら見つける事はできませんでした。

地蔵岩とメノウ浜

(5) スコトン岬

島の最北端の地。晴れた日には遠く樺太(サハリン)が望めるとの事ですが、私には残念ながらでした。調べてみると、スコトン岬は「須古頓岬」と漢字で表記され、アイヌ語で、シコトン・トマリ=「大きな谷にある入江」という意味。岬の正面にトド島がありますが、トドに遭遇するのはこれもマレであるとか。とはいえ、ここも岬と海の稀な景観を楽しめた処でした。

スコトン岬

(6) 礼文島から観た利尻富士

キャンピングカーで島内をくまなく巡ったその間、隣の島-利尻島の中心にそびえる標高1700mの利尻山=利尻富士 は、長い時間視野に入り、礼文島の美しい風景と一体に。その山の姿は実に美しく、島内のあちこちで眺めることができました。

礼文島から観た利尻富士

加えて、旅に持参したドローンでも撮影してみました。撮影は6月16日、高度は3~25m(参考:無人航空機の登録義務化スタートの前)
その撮影動画は次をクリック下さい。

(7) 北のカナリア

映画「北のカナリアたち」の公開を記念して、ロケ現場として使用された麗端小学校岬分校が一般に公開されたスポット。吉永小百合さん主演のその映画を私は観ていないのですが、ここからの利尻島の眺めがとても美しく、映画のロケ地に採用された事が頷けました。

北のカナリアたちロケ地

(8) バフンウニと ほっけのチャンチャン焼き

礼文島のご当地グルメを事前にWeb.などで調べると、必ず現れるのが礼文バフンウニ生ウニ丼ほっけのチャンチャン焼き。更にそれらをどこの店で食べることができるのか。You tube情報でその店が "炉端ちどり" という店である事が判り、二日に渡って訪れて叶う事ができました。
というのは、バフンウニは漁獲量がごく僅かなので、特定の店で早い時間でしか出逢えませんが、生のウニ丼を幸運にも食べる事ができたのです。もちろん朝捕れ品。
翌日その店に再訪し、店のカンバンメニューであるほっけのチャンチャン焼きを食べたのですが、噂通り絶品の美味さ。味噌の絡め方、焼き具合が見事で満足のできた礼文島グルメでした。

礼文島ウニ漁とバフンウニ丼
ホッケのチャンチャン焼き

<おわりに>
冒頭で記した通り、礼文島は1998年以来の再訪で、今回の北海道の旅で最も行きたかった地。お陰様で好天にも恵まれてその期待は十分に叶えることができました。私にとっては、礼文島の景観は北海道の他のどのエリアの風景よりも美しく、自然の花々などに心から癒された処であったと言えます。
北海道の旅を検討されている皆さんに、礼文島への訪問をぜひともオススメしたいと思います。

■ 補足情報
タイトルでお分かりの通り、北海道2022(道北・道央など)Kty車旅ハイライト は、今回がその6と言う事は その1, 2,,, 5 もあるシリーズになっています。
もし宜しければ、私の北海道車旅の導入と総括を記した その1 も覗いてみて下さい。

<蛇足>
noteに旅の記録をまとめ投稿する様になった私の場合の理由は、
人様に見られても良いという緊張感を持ってメモ的記録でない内容で記し纏めておく事と、投稿するからには読んで下さる方に "面白かった” "少し役にたったかな” と思ってもらえて私の満足感に替えたい、であります。

すると旅の内容は、旅行雑誌などで得られる一般情報ではなく、お役立ち特化内容がよかろう、と考えて記しています。
読んで下さった方にとっては、いかがだったでしょうか。

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