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引退報告

先日の種目別選手権を最後に現役を退く事を決意しました。

皆さま応援ありがとうございました!

最後にこの1年間を振り返ってみようと思います。

人としての成長


昨年の東京五輪候補選手という役割を終えた後

色々な事を感じ、学び、奮い立ち、

もう一度だけ戦いたい。チャンスが欲しい。

と、ラストチャンスを頂き

この1年間、練習に励んできました。

昨年までは感じることの無かった衰えを

日々感じながらこの冬場、選考会を戦ってきました。

結果として体操競技力の成長は無かったけれど

人としての成長を感じる1年でした。

有難いことに徳洲会体操クラブのキャプテンをも

務めさせて頂きました。

人の前に立つこと、言葉や後ろ姿でも在り方を

魅せていくことの難しさや面白さ

を日々感じながら過ごさせて頂きました。

最後まで親身になってご指導してくださった米田監督。

日々の弱音を聞き、喝を入れ直してくれた

佐野コーチ、新宅コーチ。

最初から最後まで可愛がってくれた亀さん。

キャプテンとして下から支えてくれて

共に戦ってきた後輩たち。

皆さんありがとうございました。


最後まで相棒


4月の全日本個人総合を終えて、今まで感じた

事のない疲労感があり、個人総合で戦えるのは

ここまでだと思い、最後の2試合は得意のつり輪

一本で戦う事を決意しました。

流石に得意種目なだけあって、他の5種目は凄い

スピードで衰えていくのにつり輪だけは調子を

キープする事が出来ました。

このタイミングで取り入れた新技の十字倒立も

マスターする事が出来て本当に得意なんだろうな

と改めて感じています。

最後のつり輪も満足のいく演技が出来て

銅メダル🥉を獲得する事まで出来て

有終の美を飾れた事を嬉しく思っています。

そしてここまで育ててくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとう。


セカンドキャリアについて


ここまで体操競技にどっぷり浸かってきたけど

今後もずっと体操界に携わっていくつもりです!

今までは体操選手として身体をフル活用して

自身の価値を高めていく事

そして体操競技の価値を高めていく事が仕事

でした。


今後は、父が経営している

タケダ体操クラブ

GYMNOVAというフランス🇫🇷

の体操器具販売の代理店や

その他事業を共にやっていきながら

体操競技や自身の価値を高めていき

最高の経営者になり、幸せな家庭を築いて

生きていきたいと思っております!


最後に



ここまでご支援して頂きました関係者の皆様

応援してくださいましたファンの皆様

本当にありがとうございました!!


武田 一志

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