【暇人日記】暇人の忙しい1日
予定というものは重なるものらしい。
普段、何の予定もなくのんきにに過ごしている皺寄せが来たように、
様々な予定が今日1日にざあざあと降りかかってきた。
そしてあまのじゃくなわたしは、
予定が入っている日に限って「ジム、今日なら行ってもいい気分。」などと思う。
それから「今日はいつもの喫茶店にどうしても行きたい気分」だとも。
ひまでひまで仕方がない日でも、様々な言い訳を用意してジムから逃げていたのに、である。
結局、予定をこなしながら、
ジムにも行ったし、喫茶店にも行った。
「行きたい」と思えた時に行かなければ、ジムなんていつまでたっても行けないし、
「行きたい」と思った時に行く喫茶店が、一番おいしいからだ。
(予定がざあざあなどと大袈裟に書いてしまったが、ジムに行って、喫茶店にも行けるほどの余裕があったようだ。忙しい人の、暇な日というレベルの忙しさかもしれない。)
やりたいことを、時間がないことを理由に諦めなくてよいのは暇人の特権なのかもしれない。
わたしは暇であることで、
考えても解決しないようなことを考えすぎてしまったり、
日常生活の、ささいなチクっとする一場面を思い出して落ち込んでしまうことがある。
暇であるせいで、過去にも未来にも囚われてしまってがんじがらめになっている感覚すら持っていたのだが、
暇は、思っているより自由で身軽で、あかるいのかもしれない。
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