自己破産、同時廃止が決まりました。
先日、弁護士事務所から「破産手続き開始と、手続き廃止の決定」となった旨の文書が届きました。
よって無事に同時廃止となり、官報にも掲載され、あとは免責手続きを進めていく事となりました。
正直な所、同時廃止になるかならないかが最大の山場だと思っていたので、まずは一安心しています。
借金総額は約880万円
申し立て時点での借金総額は約880万円となりました。
免責確定したらもうちょい金額がかわるかもしれませんが、いずれにしても年収×1.6倍以上・・・改めて、ヤベぇ金額になってしまったと思っています・・・・・・
実は免責不許可事由になりそうな部分があった
同時廃止になるかならないか、免責不許可事由のあるなしが恐らく最大の焦点になるかと思うのですが、私の場合、次のような懸念事項がありました。
借金の増え方が浪費と判断される可能性があった
これは弁護士事務所で指摘をされたのですが、クレジットカードや後払い決済サービス(Paidy)での使用額の増え方や各カード会社からの借り入れペース、ショッピングローンの契約件数が浪費と言える状態だということでした。
これを言われると否定はできませんでした・・・
ここの部分については申立書に記載する「借金をするに至った具体的な事情」の部分で、弁護士事務所の方でうまく書いてくださったと思います。
なお、申立書で明記しなければならない「飲食・飲酒」「投資・投機」「高額な商品購入」は私の場合は該当しませんでした。FXをやっていたことはありますが10年くらい前ですし、百万単位の買い物はしたことないですし、酒は普段飲みませんので・・・
ただし、「ギャンブル」は、銀行口座の履歴に「宝くじ」や「toto BIG」が入っていたため、一応該当するのですが、金額が少ないため、浪費とは判断されなかった模様です。
換金処分を行っていた
私の場合、同時廃止にならないとしたらここが引っかかるだろうと思っていたのが、「換金処分」の項目です。
具体的にはPaidyの「ペイディあと払いプランApple専用」の利用枠を使ってiPhoneを購入し、それをヤフオクや買取サイトで売却して当座の資金を確保していました。
これについては弁護士さんからも「ここは引っかかるかもしれない」と言われており、実際に申し立て後に裁判所の方から「換金に至る経緯を説明しろ」と連絡事項が届きました。
これについては、弁護士さんの方から「反省文を付けたらいいのでは」とのことで、(ネットでテンプレを探しましたが)反省文をしたためて提出しました。
換金処分という部分では、iPhone以外にもショッピングローンで購入したMacBook Airやmac miniなどをヤフオクで売却したというのもあるのですが、これは1~4年ほど自分で使用したあと、売却していたので、弁護士さんからも特に問題とはされませんでした。売却した段階ではローンが残っており、実際に今回の債務整理の対象になったローンもあります。
実を言うと、Apple製品はヤフオクにしろ買取サイトにしろ比較的高く売れるのが体感的に分かっていので、それの延長線上でiPhoneの換金に至ったのですが、あとからPaidyは所有権留保が付くと知ってまずいだろうなと感じましたね・・・・・・
所有権留保が付いてるローンとしては、自動車ローンやバイクローンがメジャーだと思うのですが、Paidyでも設定されているので、Paidyで買った物の売却には注意した方がいいみたいです。
今後の流れ
今後は免責手続きを進めていくことになります・・・が、自分ですることは特になくて、基本的には裁判所からの連絡待ちという状態ですね。
何はともあれ、個人的に大きな山場は超えたと思っているので、最終的に免責が認められるよう願いたいと思います。