ペンタイプのレーザーポインター分解、再構築、製作覚書
結論としてはこうなっていたため、下記の様に力業で分解する必要性は薄かった。一部のペンライトなどにもこの方法が言えるのではないか。
ピンセットか何かと根気があれば下記の様にすることなく分解できるだろう。モジュールと本体との接着は見当たらなかった。
サンワサプライ製LP-RD314GM。使用感がある。電池キャップの尾栓がなくなり不要ということで入手。
上位のグリーンレーザータイプはフォーカス機能付きであるが、シリーズなら大体同じ構造だろう。ペンライトは乾電池の+を先に入れるものが多く感じるが、これは-が先である。
筐体は真鍮製のようである。塗装の剥けから身が覗く。これを、クランプと金ノコで、
切断。そう力を込める必要はない。しっかり固定をしておけば保持に余計な気や体力リソースを奪われることがない。また仕上がりがきれいになる。
この辺りで回せば種子島のように分解できることに気づいた。基板にやや錆びを確認したため、たっぷりのアルコールを筆に含ませ洗浄。ボタンから汗などが侵入したか。
しかし、このように切断しなければ先端の材質の独立した部分は外れなかっただろう。切れ目は入ったものの、この先端部分の筐体は保持器として再利用した。
鉄粉が混ざったり散ったりするといけないので紙などシートの上でやる。取り出した基板は掃除機で吸って鉄粉を除去する。
自作したレーザーポインター。電池ホルダーは100均のUSB充電器。赤いパイロットランプは縄跳びをファイバーの様に使用。プラスチックケースやスイッチは手持ち。スイッチはオルタネイト(押せば再び押すまで点灯)。
アノードがレーザーダイオード本体のようであるので、切れ目に結び付ける。
ペンタイプと比べ筐体は大きくなったものの、電池を大型化できたことにメリットがあると思われる。単4と単3では電池容量にしておよそ3倍である。
固定した後に気づいたが、光軸がやや下にずれ直進しない。しかし文字通りポインタとして指し示す分にはまったく具合がいい。この修理は今後の予定とする。