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「個性を集めてみんなで働く」

三河の弁理士がみんなで特許事務所を始めてみた

皆さん、おはようございます、こんにちは、こんばんは!
三河の弁理士、戸原です。

 前のnoteでは、自己紹介がてら「時間と場所」の制約をなくし「個性を集めてみんなで働く」という弊所のコンセプトについて書きました。今回は、「個性を集めてみんなで働く」という、コンセプトをもう少し掘り下げていきたいと思います。

●Knowledge

 私たちの事務所の強みは、とにかく「強く優れた個性を持った人の集団」であるということです。個性が集まるということは、事務所全体の知識やノウハウの幅が広がるということです。私たちの事務所では、それらの知識やノウハウなどをまとめて「knowledge」と位置づけています。
 例えば、私の経験では得られなかったknowledgeを他の人は持っています。もちろん、人それぞれ、知的財産、経営、技術といった得意な面にやや偏りがあります。しかし、その偏りは、各人が様々なキャリアを積んで、それぞれの経験によって得た知識やノウハウの集大成でもあり、代えの効かない個性でもあります。
 私たちが大切にするのは、「あなたの経験」ということです。「あなたの経験」を組織の中で共有して、事務所全体の知識やノウハウであるknowledgeの幅が広がっていくと考えています。

●Technology

 テクノロジーの進化というのは本当に有難いものです。「時間と場所」に制約をなくした働き方が実現できるのは、まさにテクノロジーの進化の恩恵だと思います。冒頭、「おはようございます、こんにちは、こんばんは」といいましたが、テクノロジーは、「場所」だけでなく「時間」も埋めてくれます。異なる時間であっても、テクノロジーを通して相手に伝える言葉を工夫することで、同じ時間で働いている気分にさせてくれます。
 「個性を集めて」という点にフォーカスした場合、互いの個性を理解し、knowledgeを増やすことがとても大切になります。そのためには、各人の持つ些細な情報ですら素早く共有することが必要不可欠です。私たちの事務所では、素早く情報を共有できるようにするために、テクノロジーを活用しています。
 最近は、テレワークという言葉が浸透し様々なツールが生まれてきたと思います。自分の組織の運営スタイルにあったツールを使うことで、とても素早い情報共有ができるようになってきたと思います。

●Synergy

 シナジーの意味を辞書で引くと、「相乗効果:それぞれの力の和を上回る効果」とあります。単に「個性を集めて」というだけでは、「個性」の和となるだけで「和を上回る効果」を得ることは出来ません。そろどころか、自らの「個性」ばかりを主張しすぎると、かえって全体としてマイナスになることもあります。
 そこで私たちの事務所では、「みんなで働く」ということに重点を置いています。互いの「個性=仕事の得意分野」であるという価値観を共有し、「得意分野の仕事は、得意な人にお願いする」ということを特に意識しています。
 ここで大切なことは、それぞれの人が「あの人にお願いすれば間違いない」というレベルの個性を持つことだと思います。つまり、各人がプロ意識をもってスキルを磨き「得意分野がダントツにできる人」となることで、他の人から信頼される個性をもつことが大切だと、私たちは考えています。

●Satisfaction

 「満足」という意味ですが、私たちの事務所では、「依頼人の満足」と「働く人の満足」の2つの視点があります。「働く人の満足」という点では、一つ工夫というか反省があります。それは、個性を発揮していい仕事をしたときは、「Good Job!」とはっきりと伝えることです。この作業を怠ると、「個性を集めてみんなで働く」という働き方が崩壊していくような気がしています。この点については、まだまだ試行錯誤というのが本音かもしれません。また、新たな展開があれば、皆様と共有したいと思います。

今回のnoteでは、私たちの事務所のコンセプト「個性を集めてみんなで働く」を、掘り下げて紹介させて頂きました。

私たちの事務所、「KT&S」は、
K=Knowledge,
T=Technology,
&+=Synergy,
S=Satisfaction
の頭文字から決めました!

と言いたいところですが…実際のところは、後付けです。

本当は、いろんな個性を集めて仕事をしたいと思ったときに、ざっと調べたところ日本人は、イニシャルに「K」「T」「S」のいずれかが付く人が多かったからという安易な理由だったりします。

ネーミングはコンセプトからしっかり考えないといけませんね!

それでは、みなさん今日も読んで頂いてありがとうございます。
いってらっしゃい、おつかれさま、おやすみなさい!

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