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架設時の施工管理

部材の架設時に施工管理としてどう動けばいいのでしょうか。
人によっては安全管理に重点を置いたり、率先して部材の近くに行って見たり、鳶さんの手伝いばっかりしていたり、人様々なやり方があると思います。

私がよくやるのは、玉掛けから地切りをよく見て、傾きや吊り具のねじれや引っ掛かりがないか、巻き上げに干渉がないかをまず見て、クレーン旋回の途中になったら急いで架設位置まで移動します。

途中で介錯の様子も見ながら手助けが必要な場合は補助もします。

架設位置に移動したら、その場の干渉物が無いことを確認し、みんなの安全帯を確認して吊り荷を待ちます。

吊り荷が添接位置に来たらスプライスが当たらないよう注意して巻き下げます。

ボルト孔が合って来たら部材の傾きを確認して調整が必要かどうか指示を出します。

問題なければよせピンやドリフトピンを打って添接形状を整え、孔の形を確認してボルト挿入させます。

その後、部材の起ちや高さを測量し全体形状の確認をして仮締め固定の指示を出します。

クレーンの荷重を抜いて形状に変化がないか確認し、問題無ければ玉掛けを外すよう指示を出します。

つまり、最初は安全に重点を置いてるけど、だんだん夢中になって鳶さんと一緒に作業してしまっているということですね。。
自分、もっと安全管理しなきゃダメじゃん。。。

安全と効率と品質のバランスをうまく取りながら仕事することが理想ですね。(それが一番難しい!)

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