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[Book Review] 君たちはどう生きるか

読んだきっかけ

まんが版を買っていたが中途半端にしか読んでいなかった。
フリーマーケットを主宰するにあたって不要品を整理する中で読もうと思った。また長女の体調不良のタイミングとも重なり、週末隣で寝ていてほしいといわれたので隣で寝ている間に読み切った。
仕事に集中できない火曜日、15分だけOutputする。

記憶に残ったこと

生産関係

サプライチェーンがグローバルになるにあたって生産関係の源流の人の顔は見えない。ましてや直前に携わった人の顔は見えるかもしれないけど友達でも何でもない(スーパーで働いてる人、など)

魚釣りに行って釣った魚をあげる、畑からできた野菜をあげるなどは顔が見える生産関係、人に尽くす対価を渡す、そこに喜びがある、それが見えることが人間らしい。


後続の人類にどのような遺産を残したか

ナポレオンのたとえ、普通の将校が10年でヨーロッパをまとめあげ、そのあとはロシアに遠征したが失敗して落ちぶれて次の10年の終わりは島流しになった。

最初の10年では社会システム、文化の醸成など現代にも残るような業績を残した。後の10年は敵味方どちらも大量の人を殺したり悲しい思いをさせる結果となってしまった。

ナポレオンのような名声がある人だって、後半の10年は自分の威厳のために戦っていて人類へ遺産を残したとは言えない。有名人・偉人はその後世への遺産で評価されるべき。

消費するだけではなく、生み出すことが大切

消費することは何も他者へ影響を与えない。いい家に住んでいい車に乗っても自分一人で消費しているだけなら一人の話。
生きた結果を残すのであれば何かを生み出して人に影響を与えなければならない。

常に考えること

自分がしてしまった過ち、それを後悔することは目指すあるべき姿があるから。後悔は必要。


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