GoPro 新製品 HERO13、ほぼ進化なし
沢遊びで故障した GoPro MAX の替わりに新製品の HERO13 Black を買おうと調べていたが、前モデル HERO12 Black からの代わり映えのなさに驚いている。
あらためて、HERO12 Black と比較したときの HERO13 Black の特徴をまとめてみたい。
(ほとんどの)ハードウェアは据え置きで進化がない!
いやぁこんなこと書きたくないぜ!
でも事実だから仕方がない。
HERO13 Black のハードウェアはほとんどが据え置きである。
もちろん、イメージセンサーやレンズといった基本的なパーツも HERO12 Black から変わらない。
よって、画質面での大きな進化はないと考えて良いだろう。
そんな中、変化があったのは通信関連。
まず Wi-Fi 6 に対応し、通信速度が上がった。
クラウドへのアップロード時間も短縮されるはず。
次に Bluetooth 4.3 → 5.2 にバージョンアップ。
通信範囲が広くなったり通信速度が速くなったり。
まあ正直、体感するほどの違いはないだろうが。
それから GPS が復活した。
しかしこれは特に目新しいことではない。
かつて 11 には GPS が付いていて、それが 12 で省かれ、今回 13 で復活した。ただそれだけの話。
新型 Enduro バッテリーを採用
容量が 1720mAh → 1900mAh にアップし、効率も見直された。
ということは、熱暴走にも強くなったはず。
デメリットは、旧機種との互換性がないこと。
つまり 12 のバッテリーを 13 で使うことはできない。
なんでそんなことしてしまったかね?
「これは明らかに進化した」とユーザーに思われるぐらい改善していないと、反発の方が大きくなるんじゃないかと予想する。
写真機能は変化なし
残念ながらソフトウェア面での進化もなさそう。
少なくともスペック表で違いの出るようなアップデートはないように見えた。
ビデオ機能
HLG での HDR ビデオ撮影に対応した。
HLG とは HDR の方式のひとつで、Hybrid Log-Gamma の略。
なんかメリットあるのだろうか?
もうちょい調べてみないと何もわからない。
バーストスローモーション機能が追加された。
でも自分にとっては関係ない。スロー撮影なんかしないのよ。
オプション対応
マグネット式クイッククリップイン対応
HBシリーズレンズ対応
今回の GoPro で一番の目玉がこれだろう。
このオプションに魅力が感じられなければ HERO13 にする意味はないと言ってもいい。
GoPro、大丈夫か。
予算がないのか、商品開発力がないのか、不安になる。
ハードウェアは改善できなかったからオプションでごまかすね。ごめんね。
みたいに感じてしまう。
ほぼ進化のなかった新製品を出してくるなんて、ほんとがっかり。
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