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門司港と下関が舞台の素敵な小説が今月発売されたのをご存知ですか?

地元コンテンツ特集シリーズです!
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志馬なにがし著「夜が明けたら朝が来る」(GA文庫)



[あらすじ]
 門司港に母と暮らす女子高生のアサはある日、自分が赤ん坊の時に下関のある家庭と取り違えられていたと知る。しかも取り違えられた相手は自分の推しの人気歌手「Yoru(ヨル)」だった!これは、家族がもう一度家族になるための物語。 

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育ての親(門司港)と生みの親(下関)
ふたつの親を持ったアサの葛藤が描かれます。

ミームと遺伝子と置き換えて考えてもいいですね。主人公は優劣をつける事なく、この両方を持って未来をつくっていきます。

そんな“家族”になる物語です!

門司港の家族と下関の家族をつなぐものとして関門海峡の存在感が作中にはあります。

ここら辺の描写。
地元・北九州の者としては気持ちがいい!

しかもタイムリーに夏のお話。夏といえばお祭り。関門海峡の夏祭りといえば…皆さんわかりますね!

地元の者だからこそ、クライマックスの絵はとっても読んでいて面白かった!

僕はこのクライマックスのアサの心情も状況も背景も音も何もかもとてもお気に入りです!

とにかく絵になります!

※どんなシーンかは作者の志馬先生から「実際にお読みいただいて楽しんでもらえると幸いです」と言われたので内緒です

よし、北九州は早くアニメ映画にしましょ!

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「夜が明けたら朝が来る」は、イヤな人が登場しない作品でした。

すれ違うことはあっても“思いやり”の“伝え方”の問題でしたね。

こころよく小倉支部のSNSへの紹介をOKしてくれた志馬なにがし先生、ありがとうございました!

北九大の生協に置いてもらいたいな!

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