北九大が舞台のマンガがありますよ!※
※たぶん北九大です!心の眼を開いて読んだら僕には北九大にうつりました。見つめれば見つめるほど皆さんも北九大に思えてくるでしょう。では以下ご覧ください
「犬神もっこす」
というマンガをご存知でしょうか?
2012年に講談社の雑誌モーニングで連載された全5巻の作品です
…という「演劇研で繰り広げられるドタバタコメディ」です。
まずは北方大の外観をご覧ください!
ちなみに今回も作者の西餅先生の許可を得て紹介しています。しかしマジメな文章はこの作品に似合わないし僕自身もマジメさを曽根干潟に埋めてきました。もし先生から修正依頼があればコロッと内容が変わっています。
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舞台は北九州。
北九州フィルムコミッションの活躍でよく聞くフレーズですが「犬神もっこす」も凄いです。最初から北九州弁全開の会話が続いたりチラリと出てくる建物が小倉の地名が出ていたり小倉育ち小倉在住の女の子が「北九州至上主義」を貫いていたり、します。
その女の子のTシャツを皆さんご覧ください!
よくぞここまで!笑
僕のお気に入りは「毎日食べたいOCM」
これぞ声に出して読みたい日本語ですね!
小倉の人しかわからんでしょ、てギャグがたくさんありますが、小倉の人はしっかりとキャッチしてますよ!絶対西餅先生、北九大の同窓生でしょ!
内容について
僕、安田は2005~2009年に在学していたので犬神くん達と世代が近く当時の大学の雰囲気をよく知っています。ガラケーだしSNS出てこないし髪型や服装めちゃくちゃ懐かしいです。僕のためのマンガなのか!ってぐらい愛着が湧くわ湧くわ。30代ホイホイです
物語の中心は、
人の感情の機微がわからないロボットみたいな犬神くんが「演技」を通じて人間になろうとします。人間を演じようとするんですね。でもわからない。理屈で突き詰めると人間の抱く細かな感情はただの「ノイズ」なのか?割り切ってしまえないのか?三歩進んで二歩下がりながら少しずつ演劇研という「集団」に馴染んでいく彼を見守ります。
…こうゆうと優しい雰囲気ですがギャグマンガなので犬神くんはとんでもない事を毎度やらかします!なぜか建築技術があるので裏庭に涅槃仏をこしらえたりします。
現代はスマホでマンガを読める時代なので、いろ〜いろな性格のマンガが溢れてます。人間の気持ちがわからないヒトの物語もたくさんあります。最近「阿武ノーマル」て作品読みました。
しかし12年前の時点では多くなかったのでは?僕の感覚ですが2012年当時では相当ユニークだった気がします。
クライマックスは一本の上質な演劇作品を見た後の「あの感覚」を味わえました。良い演劇を観たことある人には通じると信じますが、言葉にするのが難しい「あの感覚」です。演劇にハマるきっかけのアレですね。いやほんと最高ですよ
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まとめると、
なんで北九大はもっと「犬神もっこす」を推して来なかったんだ!?
と疑問です。しかしやってないなら僕が推す!
犬神もっこす、面白いですよ!
現在は電子書籍で読むことができます。
皆さんダウンロードしてみてください!
(僕は悪魔的手法で紙の本をゲットしました)
今回、小倉にある北九州市漫画ミュージアムのスタッフさんに「北九州の漫画どんなのある?」と相談して犬神もっこすに辿り着きました。漫画ミュージアムのスタッフ様、真摯にご相談に乗っていただきありがとうございました!
ここの北九州関連作品のコーナーでも犬神もっこすを手に取ることができます。電子書籍のハードルが高い人はまず漫画ミュージアムへ読みに行ってください。すっごい数の漫画の情報が手に入ります!
そして西餅先生はTwitterによるとちょっと前「安っすい山(負の遺産)を存続させられている」問題を抱えている模様。先が気になる展開です。覗いてみてください!
西餅(Xアカウント)
@harurock_mo