見出し画像

RE:北九州の良いフリーペーパーがあります

フリーペーパーとは、地域や生活の密着情報が掲載されている紙媒体の広告物
つまり無料の地域生活情報紙誌です
(※日本生活情報紙協会(JAFNA)によって定義されているらしい)
 
なぜ無料なのかといえば、広告収入があるからです
冊子内に飲食店や商品の広告が載っておりその収入で制作費を賄っています
広告収入というビジネスモデルでいえばラジオ、テレビ、WEBメディア、youtuberも大枠同じかと思います
 
が、冊子を配布する性質上、フリペは地域密着型の内容が多く
平たくいうと「地元のことがわかる冊子」ってことが多いですね
リビング北九州やタウンワークをイメージしてもらえたらいいでしょう

前置きが長くなりましたが、
 
ここに北九州の良いフリーペーパーがあります。
 (デデン!)
 
ウォッチャ~!


2024 spring vol.36

北九大の学生サークル「広告研究会ウォッチャ」が出版するフリペです!
 
4月に新刊、vol.36が出ました!(拍手!)
 
2020年からのコロナ禍の壊滅状態を経て去年から新生したウォッチャ!
 
ついに新刊が完成!
おめでとうございます!

ほぼ1年前にお話をしたとき、主なメンバーは2年生が数名ほどしかいませんでした。
しかもコロナで先輩からの引き継ぎが全くできておらず(その先輩も自分の上の先輩から満足な引き継ぎ&冊子制作のノウハウ取得が出来なかったとのこと。文化が途絶えていました
メンバーは印刷会社がどこなのかもわからない状態でした
しかも部室はゴミ屋敷みたいにぐちゃぐちゃ!(これはコロナ関係ないですね!笑)
 
でもそこからメンバーたちは、
小倉南区にある印刷会社に話をしに行って
部室を綺麗にして
たぶん使い慣れないだろうグラフィック編集ソフトを使い
約一年かけてこれを完成させました!
色々大変だったろうなー頑張ったなーとこの冊子を見て想像します。
よく作りましたね、心から敬意を感じます。
ちなみにゴールデンウィーク中の小倉駅内で開催された古本市で配布されていたので、僕はそこでゲットしました


手前のヤツです

では少しだけ内容に触れます!
 
テーマはずばり「RE
色々な意味がありますが「再び」とする場合が多いで。
つまりこの号でウォッチャは「復活」を宣言しました
 
中身の構成も、
「荒れ果てた内側の世界(部室)を綺麗にして
自分たちが住む外側の世界(北九州)へ走り始める(表紙)」
というようなストーリーがあります
 
ところで現在のウォッチャのコアメンバーは北九州市外の出身者が多く
冊子の中身にも外部の視点が含まれています
 
今回特に感じるのが
北九州へ対しての「ノスタルジー」です
 
ノスタルジーとは「過去を懐かしむ感情」のこと
北九州の街角の風景にはそんな感情を思い起こさせるものがあるのでしょう
実はその理由は論理立った解説が出来ます

1901年
官営八幡製鉄所が操業しますが
これは北九州(正確には八幡市&周辺)が日本の産業近代化の流れにうまく乗ることが出来、日本の中で確固たる地位を築いたという事です
平たくいえば、流行に乗ってまちづくりがうまく行った状態
当時、福岡市は治水が安定せず街に工場を建てるのが難しく、当時の産業近代化の流れに乗り遅れました
 
時は流れ現代
時代は移り変わり当時うまく回っていた工業都市は衰退します
しかし逆に福岡市は工場(ハード面)が無かった分、観光やテクノロジーの新規産業(ソフト面)をいち早く取り入れます。結果、まちづくりで見れば現在北九州と立場が逆転しています

ざっくりまとめました

僕、安田は30代で小倉育ち(内部)の人間なので
北九州の風景にノスタルジーよりも「衰退」の風景という印象がありますが
 
20代の外部の人間から見れば、魅力的なのかもしれません
もしくはたまたまウォッチャのメンバーの好みなのか
判断は出来ませんが
・・・北九州には深みがあるってことですね!

最後に、
現役大学生はその存在自体が「RE」です!
OBのみなさん、応援と支援は続けていきましょう!
・配置場所
・紙面のネタの提供
・広告掲載

僕らOBがウォッチャにしてあげられることはたくさんあります!
 
新作は秋冬ぐらいになるかも、との事
それまでのウォッチャ情報は、インスタグラムの投稿をご覧ください

@watcha.web

お問い合わせはこちらにコメントもしくはインスタグラムへ!
皆さん!この冊子を置いてもらえる場所の候補を教えてください!

いいなと思ったら応援しよう!