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2021年、月々の一枚

 今年も写真に生き、写真に生かされた一年でした。そんな一年を振り返る意味も込めて、ひと月に一枚、印象に残っている写真を全部で12枚紹介していこうと思います!

それでは早速1月から。


1月

 就活で毎日8時間勉強してた時期。写ルンですをポケットに入れて撮っていました。この日は神戸に雪が降った日。代わり映えのない毎日の中で少しだけうれしくなったのを覚えています。

2月


 相変わらず忙しい日々を送ってましたが、この日は息抜きに京都御所へ。この少し前に見た瀧本幹也さんの展示の写真に影響されて、植物ばかり撮っていました。上へと向かうリズムが心地よくてお気に入りの一枚。



3月

 長期戦の就活は続いていましたが、3月の末に近所の桜を見に来ました。桜の影とほうきと建物が目に止まって撮った一枚です。


4月

 月と窓の光と空の濃い青がお気に入りの一枚です。A4ノビで印刷してみたらかなり良くて、さらに好きになりました。


5月

 

 今年の写真人生のターニングポイントは、3月にContax T2を手に入れたことでした。コンパクトで持ち運びがしやすいのに写りがとても好みで、間違いなく今の自分をつくっています。
 そんなT2で撮った写真の中でも特にお気に入りの一枚。美しい、だけじゃない感情になります。今までは撮れなかった写真でした。


6月

 光が座席に座っているかのような光景と出くわし、思わずシャッターを切った一枚。こちらもT2で撮りましたが、T2を使いだしてからより自分に近い日常で写真を撮れるようになったと感じます。



7月

 まだ就活は続いている中で夏になり、自室から見えた元気そうな入道雲と就活中の自分とのギャップを感じて撮った一枚。



8月

 台風が明けた直後の雲の切れ間です。この眺めは3年ほど撮り続けていますが、その中でも一番好きな写真が撮れました。



9月

 今年は再びコンデジを使いはじめました。スマホより小さくどこへでも持っていけるので、日常を記録することがより多くなりました。並んでいる鉢がかわいくて撮った一枚。



10月

 機材の話ばかりになってしまいますが、今年は10月に40mmのMFレンズを手に入れたことで自分の写真がさらに進化したのを感じました。もう手放せないレンズです。
 写真は九州旅にいったときに行きのフェリーで撮った一枚。朝日に照らされて自分の影と月がちょうどいい位置にきてくれました。九州は1月にまた行きます。楽しみ。



11月

 東京に遊びにいったときの一枚。うまく言葉にはできませんがとてもお気に入りです。今まで撮った写真の中でもかなり上位に入ってくる一枚が撮れました。



12月

 祖父母を中判フィルムで撮らせてもらった日の写真です。写真で残す意味や大事さを再確認した日で、とても印象に残っています。フィルムはコストや原料などの問題から将来的に廃れていく運命にあると思いますが、撮れるうちに撮っておきたいです。



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 最後までご覧いただきありがとうございました!冒頭でも言ったように、今年も写真なしでは生きられなかった一年になりました。今までの写真人生の中でもかなり意味のある一年になったと感じています。

 来年は社会人になる年で、生活も今までとはかなり変わるのでどんな写真が撮れるのか、自分でも楽しみです。そして、来年3月には個展が控えています。今までの集大成となる展示になると思うので力を入れて準備を進めています。詳細はまたすぐにお知らせしますね。

 それでは、よいお年を!


【今日の一曲】トラベラーになれたら