収束と終息の違いについて
新型コロナウイルス感染症について、連日ワイドショーも賑わっています。今日時点では緊急事態宣言もどうやら延長しそうな雰囲気なので、今一度気持ちを入れ替えて「正しく恐れながら」、感染予防に努めたいと思います。
とあるコラムに寄稿した後に思ったのですが、そういえば「収束と終息」の違いってなんだろうと?新聞を見てても表現が分かれており気になったので、改めて調べてみました。
私がコラムの結び書いたのは次の通り。
「今一番やってはいけないことは思考を止めること。コロナ収束後を見据えて今できる最低限の対策や準備を怠らずにいたいものです。」
ちなみにぐぐってみると次のような内容を発見。
これによると、しゅうそくとは・・
「収束」・・・物事の混乱していた状態が、一旦落ち着くこと
「終息」・・・物事がひとまず完全に終わること
「しゅうそく宣言」は正しくは「終息宣言」です。
「感染症などの流行がおさまって、被害拡大の心配がひとまずなくなったと判断された時に出す宣言」という意味です。
つまり、今回の感染症が完全に収まる意味では「終息」。今の非常事態宣言が一旦解除され、ゆるやかにでもお店が開業したり、経済が再始動するという時期が「収束」なのかな?と勝手に理解しました。
まだまだ混乱が続きますが、医療機関に携わる人たちの献身的な姿に敬意を評しながら、新型コロナウイルス感染症が早期に「収束」に向かい、改めて「終息」することを心より祈りたいと思います。