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脚本づくりの自習室(定期購読マガジン)

脚本家の方や、脚本作りに興味のある方に、「へえ~、そんなことで悩んでるんだ」と知ってもらえるような、主に行き詰まってることを書いています。脚本の技術向上を目指して自問自答するマガ…
脚本家の方は「こんなやつもいるんだ」と安心してもらえるような、そして脚本家志望の方には「なんだか自…
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#監督

真夏の監督業

ドラマ「劇団もの」の仕上げ作業をしています。 仕上げというのは、撮影後の「オフライン編集」「本編集」「グレーディング」「音打ち」「CG合成」「MA」などの工程を指します。普段「脚本」だけやっている身としては「仕上げってこんなに作業があるんだ」と驚くことがいっぱいです。今日は「音打ち」をしてきました。ここでこういう音を入れて欲しい、こういう効果音を入れて欲しいと、編集後の映像を見ながらスタッフさんにリクエストする回です。

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撮影、スキンヘッドの男

10月から放送予定の「劇団もの(ドラマ)」の撮影日。脚本と監督をするのは11年ぶり。朝7時から夜の23時まで16時間の撮影で、前後編合計50分ぐらいを撮りきった。基本的に自分はお芝居の演出をつけてあとは見ているだけなので疲れる要素はそんなにないのだけど、お昼過ぎには既にクタクタになった。 この10年で「撮る人の気持ち」や「演じる人の気持ち」に寄り添った脚本を書けるようになったと思うけど、それでも実際に撮ってみると、ちょっと動いただけで「この台詞もほしい」「こういう風な台詞に

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