マガジンのカバー画像

脚本づくりの自習室(定期購読マガジン)

脚本家の方や、脚本作りに興味のある方に、「へえ~、そんなことで悩んでるんだ」と知ってもらえるような、主に行き詰まってることを書いています。脚本の技術向上を目指して自問自答するマガ…
脚本家の方は「こんなやつもいるんだ」と安心してもらえるような、そして脚本家志望の方には「なんだか自…
¥300 / 月
運営しているクリエイター

#ミステリー

読書:ミステリーの書き方

本棚にあった「ミステリーの書き方」をパラパラとめくりました。 僕が過去にドラマでミステリー(のようなもの)を書いたのは、「ハードナッツ!(NHK)」「スリル!(NHK)」「ミス・ジコチョー!(NHK)」。古くは「お台場探偵羞恥心 ヘキサゴン殺人事件」や「徳山大五郎を誰が殺したか?」、「婚活刑事」、「警視庁ナシゴレン課」、最近でも「警視庁ゼロ係」などがあります。 小さい頃からミステリー小説は好きでしたが、特にトリックに詳しいわけでもなく、今でも「得意」だとは胸を張って言えな

¥100

アイデアが出ない時、のアイデアとは何か。

脚本を書き始める時は、打ち合わせであるていど物語の最後まで見えていて「あとは書くだけ」となっている状態のことが多いため、「ああ~~、さっぱりこの先が思い浮かばない! どうすりゃ終わるんだ!」というようなことはない。 僕の一番不得意とするところで、得意だと思われていることは「構成」である。構成というのは雑に言うと、ネタの出し方や順番のこと。面白い話も「こないだ笑っちゃったんだけどさ、アハハハ」と話し始めれば、聞いてるほうはサーッと冷めてしまうように、書く内容が決まっていてもそ

¥300