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机上で感想「茨城大喜利会 act-11 TAG LEAGUE」

初茨城。そして今年最後の大喜利の予定。

今回組む相手は今年の3月に開催された千葉喜利タッグで出場が叶わなかった「パーフェクトリバーシ」のシュヴァルツさん。

千葉喜利のリベンジもそうだが、誘われた当時は鵠さんの逆引き結果ログ(大喜利の大会の3位またはベスト4までのプレイヤーが記載されているnote。更新が異常なまでに早くて皆助かっている)にシュヴァルツさんは載っていなかったので、俺が載せたるねんくらいの気概で臨もうとしていた。

結局それより前に今回の主催者であるえちえちさんとのタッグでハイパーホッケーを優勝され、その夢こそ潰えたが逆引きなんてナンボ載ってもええですからね。改めておめでとう。

やったるで〜と思っていたが、開催前日にシュヴァルツさんが体調不良による辞退を申し込まれた。それは仕方ない。最近冷え込みますからね。皆さんもお身体はご自愛くださいね。

さて完全にフリーになり、茨城に急に誘える人も分からないので「空いてますよ〜」というアピールだけしておくことに。誰にも声かけられなかったらボケルバでM-1を観ようと思っていた。

するとアピールしてすぐにぺーおれさんから声がかかった。

ほどなくして結成、タッグ名を「まーごめ(まいばすけっとのお米)」(ぺーおれさんが「まいばすけっとのでかい弁当」が好きとのことで、なんかツボに入ったので)。改めて茨城に向かう気持ちを整えた。

ぺーおれさんは去年の生大喜利意識調査に参加するならば名前を挙げたいと思っていたプレイヤーだったので、これはこれで絶好の機会であった(ダラダラしてたら期限が過ぎてた)(こんなの急に言われても困りますよね)

だし、シュヴァルツさんの分も背負って3人で挑むつもりでいた。決勝の意気込みでそれを言う練習もした。準備が大事。がんばるぞー

そして当日のお昼、ぺーおれさんが事前に調べてくれたタコスのお店に入った。

ウマイッッッッッ(ARu子)

安くてボリューミーでエスニックで野菜もたくさんあって、豚牛鶏のアソートパックという“最強”の一品だった。コロナビールとかと一緒に食べたらもうおしまいだったろうな。

そこである程度の作戦会議をして会場に向かった。

我々が振り分けられたブロックはこちら

Bブロック
・0からできる!オクターブ奏法(ケオン、虎猫)
・D-HERO Bloo-D(セトピア、初対面)
・まーごめ(まいばすけっとのお米)(カタオカイツキ、ぺーおれ)
・極東クリームソーダ(ばっは、ジャージの顔)

なんなんだこれは。

そうまでして勝ちたいか????

気圧されてる場合ではないが、いくらなんでもこれは…といったブロックにぶち込まれた。やるしかない。

そして会場へ

配慮のスライド

タッグのタイマン総当りということで、要は4人の横並び。ハイパーホッケーみたいに交互に答えるわけではないが、体感で大体は把握できているつもりだ。

勝ちゃいいんだろ勝ちゃ!!!かかってこいよ!!!!!!!

1回戦 vs極東クリームソーダ(ばっは、ジャージの顔)

結論から言うと負けました。

マッチ棒を使ったクイズと聞いて思い浮かぶのはやはりIQサプリだが、そこは無視していいだろう。だからクイズという広いジャンルで考えなくてはならず、自由度の高い難しめのお題であった。

マッチョの人間を演じて「彼に折れるでしょうか?」とか「遠くにいるタモリが持ってるのはマッチかマイクかクイズ」などそもそもクイズにする価値がない路線で考えたけどまずまずといった具合で、ばっはさんが出した「マッチ棒に似ている家族を連れてきてください」という面白すぎ回答に手も足も出せず終わってしまった。マッチ棒に似ている家族???

呆気なく1敗したがまだ2戦残ってる!いくぞいくぞいくぞ

2回戦 vs0からできる!オクターブ奏法(ケオン、虎猫)

2回戦は全員タッグお題という条件

×××の方でオチをつけるためには、○○○の方で捻った質問をして意外性を与える必要があると思った。俺は単語ガチャが苦手なのでぺーおれさんに×××を担当してもらった。

「真矢みき」に「背中をすぐに想像できない?」と書いたり「ドアラ」に「本来なら漫談で食べていける実力がありそう?」と書いたりした。

今振り返ってみると「アホ」の部分がちゃんと拾えてないけど楽しかった。

後半、ぺーおれさんが「よそ行きの服」と人以外の単語を出力してくれたので、これはいいぞと思った。「サザエさんの年末年始SP回でよく見る?」と回答したけどどうですか?アホネーターにしては芯を食いすぎてるかもしれない。

最後の最後、時間が迫ってきてたこともあり「単語を見てからだと思いつかない(書ききれない)かもしれない」と感じ「どんな単語でもデデデ大王に繋げてやろう」と思った。

そしたら「パピコ」と書いてくれたのでやりやすかった。「(プププランドにあったとして)デデデ大王が全部食べてしまいそう?」と回答したけど冷静に考えたらデデデ大王が出てくるわけなさすぎる(最近デデデが手癖)

たしか10対6でなんとか勝利した。後の準優勝タッグに黒星をつけられたのでヨシ。

なんとか勢いをつけられてよかった。

3回戦 vsD-HERO Bloo-D(セトピア、初対面)

形式としては非常にシンプルであるが、その分要素の取り合いになってしまうので知識が豊富な人ほど有利なお題。俺はない。

子供の頃プレコミックブンブンっていう漫画雑誌に「大仏刑事」ってマンガがあったけど、そういえばアレ大仏の要素1個も使ってなかったな。

数少ない引き出しから涅槃像とか使おうとしたけど、ことごとくセトピアさんに先を越され詰みかけてしまった。

ぺーおれさんも要素からしっかり考えるタイプなのもあり、このまま真っ直ぐ考えてもしょうがないので「でっかい人」くらいのニュアンスまでぼやかしてみようと思った。

でっかい人→靴履いてない→裸足の人でも受け入れるお店を紹介する といった具合に考えて「裸足でも大丈夫なバーを見つけたんだけど」と回答したら結構いい感触を得られた。

もう1つアホ回答として「今日冷えるね、これよかったら羽織ってよ」←こいつもデカいと答えたりした。至って真剣である。

尻上がりにウケたのが功を奏したのか、こちらもなんとか勝利して2勝1敗。

しかしルール上、得票数の差で最終的な点数を付けられブロック3位となり敗退。

A~Cの3ブロック中唯一の2勝して敗者復活に回らねばならない事態となった。やっぱりおかしいってあのブロック‼️😡

敗者復活は最初に2つお題が開示され、タッグの内1人1つ選んで行われる6人横並びの印象審査。そこで1題ずつ1位になったタッグ(つまり2タッグ)が復活となる。勘弁してくれよ

敗者復活戦

もう1つのお題があまり得意そうでなかった(ぺーおれさんが過去に似たような要素でウケた事があると申告してくれた)こともあり俺が選んだのはこちらのお題。

この2つの事実を短い言葉でまとめられたら良いのだけど、難しいよね~

まずは死んでなかった(セーフのポーズ)」とか「何のための通信制やねん!」とか色々模索したけど適わず…といったところ。いざセリフお題に向き合うときの難しさよ。

白滝BOXさんの「綺麗な男が会社に電話しまぁす!!」という回答がハネてからなんとなく会社員の男性という設定が付与されたので、あえて通信制の学生という別の人間の設定で考えてみたけどこれは一体いい手だったのだろうか。

(お題に会社員とか書いてないよな…?)と1回確認できたり、今までできなかった事が少しずつできるようになってるだけでも成長だろうか。

1位にはなれなかったけど4票入っていた。意外。

次のお題では小粒庵さんがハネて、敗復は2題とも警察王米津玄師(白滝BOX、小粒庵)が1位となり、もう1タッグの復活のためもう1回敗者復活が行われることに。

最後のお題が開示される。

茨城県とUberEATSという、どちらもそんなに要素がない2要素のお題。

ぺーおれさんと相談し、けして秘策があるわけではなかったが俺に行かせてもらうことにした。任せてくれてありがとうね。

まず「運んでくる人が家に近づいてくる」要素だけは誰よりも先に取りたいと思った。

ので「家に納豆のアイコンが近づいてくる」という絵回答をしたあとは、UberEATSというより「茨城で流行ってるアプリ」くらいに解像度を落として考えることにした。

あくまで“あるある”の文体をとらなければならないが、最悪これは言い方でごまかせる。というかUberEATSあるあるがそこまで無い以上ニュアンス合戦になるのは目に見えているわけで。

ケンミンショーで『秘密』が動いててIber EATS一択だろと思う」とか、「電車使うべき距離を自転車で移動してて田舎の感覚すぎる」などそれっぽい回答を重ねるもののイマイチ決定打に欠ける上に、横並びが大きくウケていた。

セトピアさんの「茨城県民にとっては外食の感覚になる」、ストくねさんの「茨城県民以外が配達している」が凄まじく、このままでは負けが決まると思っていた。

終了まで30秒ほどの中Iber EATSを「アプリ」として回答を考えたとき、頭によぎったのが

これしかなかった。カス

正直回答で下ネタは使いたくないのだけど最早なりふりなど構っていられなかった。

あと、要素は一応使えている(はず)なので最も避けたいただ下ネタを言ってスベった人にはならない(はず)という算段もあった。

ということで「つまらない人がIber EATSのアイコンを使って『SEX』を作っている」と回答したが、Iber EATSならアイコンは「I」だろと回答してから気付いた。

死ッ………

まだマジックタイムが残っていたが頭を抱えてしまってそれどころではなくなった。

【本来するべきだった理想的な回答】

つまらない人が

振り向いてるガキの画像でバズっている

これなら文句のない回答だろ!そうだと言え!!


完全に戦意を喪失し、ぺーおれさんにどう謝るかを考えていた。

が、ここでなんと1票差でまーごめ(まいばすけっとのお米)が1位通過という結果に。

意外すぎて嬉しすぎて川瀬名人ばりの「しゃあ!!!!!!」が出た。

休憩時間中、擦られて無くなるほどSEXくんとしてイジられ倒された。こんなはずじゃ。

でもこのあとすぐM-1だったこともあり、Twitterには一切そのようなしがみは確認されなかったのは良いのか悪いのか(イジられなかったらそれはそれで寂しい)

一応「間違ってることがノイズにはなってなかった」「言われりゃ気付く程度のミスだった」「そこも込みの回答なのかと思った」などのフォローももらった。堂々としてれば良かったんだね。

ルールに泣きルールに笑う結果となった。そもそも警察王米津玄師が完勝してなかったらこうはなってない。

危ね~~~~~。

というわけでなんとか本戦へ。

ここまで来たら何としてでも逆引き載ったるねん!

本戦 vsたっくダッグタックル(5周年、ラブワナ)

今大会で1番攻略法がないタッグなのでは?

何がどう転ぶか分からないので、怖くもありわくわくもありといったところ。

逃走中お題だ!逃走中お題大好き!

ぺーおれさんが「お祈りのメールだ…」「将来の不安が放出された」と逃走中と無職の2要素をガンガン乗りこなしてくれたので、俺はより深い部分で考えるべきと判断した。

夕飯を食べに2階から降りると、家族からチクチク言われるリスクが高まる!」という回答はかなり手応えを感じている。

無職のおじさんを「子供部屋おじさん」にまでキャラを付けられたこと、逃走中お題で最初に抑えておきたい「ハンターに見つかるリスクが高まる」の言い回しを上手いこと組み立てられたと思う。

あとやっかみに来た母親を呆れさせる様子を前振りで演じたあと「上手く撒けたようだ…」とかね。

時間の関係上出せなかったが、「おじさんが着ているのは、中学のジャージだ」も気に入ってる。もっと早くフォーカス出来ていれば!

どちらのタッグもしっかりウケており、審査を悩ませた。

どうか勝てないか!どうか!どうか!!!

怖くて挙手投票の様子は見れなかったが(見てもいいルールだった)、どうやらじっくり見れば我々の方が少ないくらいの差で負けたようだ。

負けるんかい!!!!最悪や!!!!!!

ベスト8では載れないんだ…ベスト8では………

敗者復活の勢いのまま一気に行きたかったのに~~~~~

でもSEXが最後の回答にならなかっただけマシか~~~~

終わりたくないよ~
ふえ~

(ここまでママタルト要素なし)

その後はBブロックの極東クリームソーダがベスト4、0からできる!オクターブ奏法が準優勝というどんなブロックやねん案件であった。

優勝はニシダアツタローβ(りょーたろーΩ、ニシダアツシ)。なんとミシマさんりょーたろーΩさんは茨城タッグ大会でそれぞれ優勝しており、最強夫妻が爆誕する結果となった。

りょーたろーΩさんはね、今年の生大喜利意識調査で名前あげさせてもろてるんでね、ご贔屓にね。へへへ。

ニシダアツタローβはなんと全勝での優勝であり、するべくしてしたような感じだった。

他にも少女(名切老父痰、さとー)、勇者ちゃん(ストくね、かめおか)、うり坊トコトコ登校(特殊人間、にしやま)など面白いタッグがたくさんいた。若ぇのが面白いのは希望やね。

ぺーおれさん改めて声をかけてくれてありがとうございました。逆引き載りたかったね。また組みましょう。

そしてシュヴァルツさん。次こそはお互い万全な状態で組みましょう。

あと俺。タッグ結構強いね。

マイティマスク杯の頃はキャリーされてばかりだったのに見違えたね。

あのとき組んだ組長、空論があるから今があるんです。その節はありがとうございました。またなんかどっかで組めたらいいですね。

その後は予定より大幅に巻いたこと、このままM-1を観ずに帰るわけにいかないことなどがあり特殊人間さんとボケルバでM-1を観る会に参加。

真空ジェシカの途中に間に合った。

ここから更にM-1の話をしようとすると恐らく想定の3倍くらいの文章量になるかもなのでひとつだけ。

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