「畑」と「草」と「農法」と。
3月は、転勤やなんやかんやで、なかなか畑仕事が出来ずに終わりそうです。
さて、今日も雨ですので畑の様子を見るだけ。
雨で、草の勢いは更に加速しそうです。
「畑」と「草」 これは切っても切れない関係ですが、初めて畑をやってみると、夏草への対応が一つの関門である事に気づきます。
私の1年目は、夏場はあまり畑に行っていませんでした。 お盆頃に草を根から抜いてゴミとして捨てていました。
その頃からだったと思うのですが、畑の本を色々読んでみました。 すると、本によって全く正反対の事が書いてあります。
『しっかり耕す ⇔ 耕してはいけない』
『草は生やさない ⇔ 草は生やして良い』
『肥料は○○おきにやる ⇔ 肥料はやらない』
全く逆なのです。
何が正解なのか? きっとどちらも正解なのだと思います。
正解は十人十色。もうちょっと考察すると、どの様に栽培するのかは、その人の立場や、物の見方考え方、人生観で変わってくるようにも感じました。
そこで、「草」なのですが、私は「 草は生やしてOK」を選択しました。(コントロールは必要)
○○農法 とか、栽培には括り方が色々あるようですが、四角四面で農法にとらわれるのも窮屈な感じがしますし、自分で食べるのを目的にしているので、個別農法にとらわれずに、横断的におおらかにやっていきたいと思っています。
一年前のちょうど今頃の畑 ↓
地主さんが、私に貸し出す前に予めトラクターを走らせてくれていました。
このあと、徐々に草が生え始めたのですが、生えてくるのは圧倒的にスギナでした。一年経って、スギナの勢力はかなり弱くなっています。
生えてくる草の種類は、その土地に必要な草が生えてくるそうです。
昨年は、スギナが私の畑には必要で、今年はスギナ以外の草が必要という事でしょうか?
何よりも私がいいなぁ!って思う事は、草が生えている畑に立っていると気持ちが落ち着くところです。 畑そのものが生きている感じがします。
これから夏に向かって、草との格闘が待っていますが(昨年は、要領が分からず草の海に飲み込まれました)、畑と言う生き物でまた野菜を育てていきます。
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