Bitcoin Coreを動かしてフルブロック取得
ミニPCをwebアプリのリモート開発環境とするだけではちょっともったいないと思い、せっかくの省電力なPCなのでなにか常駐プログラムを動かしてみたいと思いました。
そこで目を着けたのがbitcoinでした。プログラマとして触ってみたいと思っていましたがなかなか手をつけられずにいました。今回、時間もあるのでやってみることにしました。
使用したミニPCの主なスペック
webアプリ開発環境で使ったものを使い回しています
CPU:Intel N100
メモリ:16GB
SSD:1TB+2TB(今回用に増設)
OS:Windows 11 Pro
価格:3万円弱
Bitcoin Coreバージョン
Bitcoin Coreバージョン:28.0
起動方法
ダウンロード
https://bitcoincore.org/ja/download/
初期のまま起動すると「%LOCALAPPDATA%\Bitcoin\」に保存を始めてしまうので起動ドライブ(Cドライブ)を圧迫してしまいます。バッチを作って保存先を2TBのSSD側になるようにしておきました。
start_bitcoind.bat
d:
cd D:\bitcoin-28.0
D:\bitcoin-28.0\bin\bitcoind.exe -datadir=D:\bitcoin-data
データの保存先はbitcoin.confに設定できるようです。面倒だったので引数で指定しました。その他、設定についてもデフォルトで特に問題ないと思ったのでそのまま使用しました。
コマンドプロンプトからCtrl+Cを押すと終了処理が走ってから終了のyesまたはnoを聞いてくるので安全だと思いました。
最新ブロックに追いつくまで
2009年のデータから取得なのですごく時間がかかります。ネットワーク環境にもよるとは思いますが使用したミニPCでは1日以上(36時間程度)かかりました。
オプションのtxindexをオンにするなどした結果、フォルダは730GBにもなるので今後も増えていくことを考えると2TBのSSDに保存するようにしておいてよかったです。
動かすだけはすごく簡単でした。ほとんどなにもせずに動いたので拍子抜けといったところです。ソースコードもあるので参考書籍でも買って見比べながら何をしているのか見ていきたいと思います。