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MoneyForward×Looker studio で自分仕様の家計簿を作ってみた(要件定義・構成検討編)

年始になると、様々な事柄に関して目標とその計画を立てたくなります。
特に家計簿に関しては、年明けに心機一転、1年の予算の設定をざっくり行うようにしているので、昨年1年間の振り返りと予算設定は私にとってこの時期の恒例行事となっています。
私は5年程前から「MoneyForward」という家計簿アプリの有料会員で、収支データを(ほぼリアルタイムで)欠かさず蓄積しています。
今回は、MoneyForwardで記録したデータをLooker Studioを用いて可視化し、これまで以上に精密な資金管理を行っていくことを目指します。
そこで具体的な要件を以下のように定義しました。

①可視化の目的

  • 現状把握: 月ごとの収入と支出の推移、各カテゴリーの支出割合を把握し、無駄な支出を特定します。

  • 目標達成: 年間予算に対する進捗をリアルタイムに把握し、予算オーバーしたカテゴリーを発見します。

  • 意思決定: 将来の支出予測を立て、貯蓄計画やライフイベントに向けた資金計画を策定します。

②必要な可視化要素

グラフにも色々な種類があり、適切なものを選択するのは難しいなと感じます。
可視化したい内容は、

  • 1年間の総収入と総支出

  • 同じ項目の支出の月別比較

  • 月ごとのカテゴリ別予算

です。
「1年間の総収入と総支出」は合計をそのまま表示させるのがシンプルでわかりやすいかな、と考えています。
「同じ項目の支出の月別比較」は棒グラフを使って可視化をしていこうと思います。
これで季節による変動が見えてくるので、夏と冬の光熱費の予算設定などの際に参考にしたいと思っています。
縦軸に金額、横軸に月を設定し、一目で各項目の支出額がわかるようにします。

③データ連携と更新頻度

MoneyforwardからエクスポートしたCSVデータをLooker Studioに取り込み、月に1回定期的な更新を行います。

④レポートの利用頻度と共有方法

  • 利用者: 自分と夫

  • 頻度: 月次で確認

  • 共有方法: URLでの共有やPDFでのダウンロード

⑤家計簿に必要な要件の洗い出し

  1. 日付

  2. 金額

  3. カテゴリー(食費、交通費、給与など)

  4. 支払い方法(現金、クレジットカード、電子マネーなど)
    ※生活費は基本的にデビットカード支払いにしているので、Moneyforwardに連携させて自動で反映されるようにしています。

予算設定の際に、「カテゴリー」は重要です。自分の生活スタイルに合わせて、適切なカテゴリーを設定しています。

収入カテゴリー:
・給与
・ボーナス
・臨時収入

支出カテゴリー:
・食費
 ・食料品
 ・外食
 ・ウォーターサーバー
など

・日用品
 ・消耗品
 ・子育て用品
など…

大項目、中項目という形で細かく項目を分けることで、家計の特徴をより詳細に見える化できるようにしています。
衣服費、娯楽費(旅行)は年間で予算を決め、月換算します。

次の記事では、具体的な実装方法についてお伝えしようと思います!

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