2児の母が教える3歳児のイヤイヤ期・反抗期との向き合い方
「3歳児のイヤイヤ期っていつ終わるの?」
「反抗期にどう向き合っていけばいいの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
そこでこの記事では3歳児のイヤイヤ期・反抗期に対するお悩みの解決策を2児の母が紹介していきます。
たった5分で3歳児のイヤイヤ期・反抗期への向き合い方のヒントが分かります。魔の3歳児のお母さん、必見です。
3歳児の心の成長
3歳児、それは【魔の3歳児】とも呼ばれるイヤイヤ期・反抗期真っ盛りの年頃。体はぐんぐん大きくなり心も著しく成長していきます。まずは3歳児の心の成長について紹介します。
・言葉・コミュニケーション能力の発達
3歳児は周りの大人や子供たちの言葉をぐんぐん吸収し、言葉で伝えたいことがたくさん出てきます。でもまだまだ成長途中の3歳児。うまく伝えられない、言い表せないもどかしさからイヤイヤ期・反抗期が始まります。成長に伴い悪知恵も付いていきイヤイヤ期はヒートアップしていきます。
・自我の発達
3歳を過ぎたころからいろいろなものに興味が湧き触れたり体験したりすることで心も体も成長、発達していきます。イヤイヤ期ではいつもしていた歯磨きを急にやりたくなくなってしまう、なんてこともしばしば。できることが増えてやりたいこと、やりたくないことがはっきりしてきます。それと同時にやりたいのに自分ではできないことも増えイヤイヤ期・反抗期に繋がっていきます。
3歳児の男の子と女の子のイヤイヤ期・反抗期の違い
男の子と女の子では性別によって、イヤイヤ期・反抗期に違いはあるのでしょうか?
男の子だからイヤイヤ期がなかった、女の子だからイヤイヤ期がなかった、
そんな話は聞いたことはないですよね。イヤイヤ期・反抗期の過ごし方や行動は男の子と女の子によって違いがあります。
男の子のイヤイヤ期・反抗期
・体を大きく動かしたり激しい遊びが好きで怪我に繋がりやすい
・動くもの(電車・バス・車・自転車)を追いかけたくなってしまい道路などに飛び出してしまう
・女の子よりも気持ちの切り替えがうまくいかず怒りをコントロールできない
このような特徴が見られます。
男の子のイヤイヤ期・反抗期はどんどん挑戦して怖いもの知らず、結果怪我をしたり怒られたりしてしまいそれを引きずってしまう。
女の子のイヤイヤ期・反抗期
・好奇心旺盛でなんでもやってみたい、親や身近な人の真似したがる
・おしゃべりが男の子よりもおませになってきて、なんでも言い返したくり反抗してみたくなる
このような特徴が見られます。
女の子のイヤイヤ期・反抗期はとにかくなんでも真似したい!お母さんのお化粧をしている姿や料理を作っている姿を見てやって見たいことも増えていきます。触らないでほしいものにも触ってしまうこともあります。口も達者になっていくので親が言い負けてしまうなんてこともあります。
イヤイヤ期の3歳児にきつい言葉を言われてしまった・言ってしまったら?
・きつい言葉を言われてしまった場合
3歳児から「ママ嫌い!」と言われてしまった、とても悲しいですよね。
イヤイヤ期・反抗期では子供も思ってもないことをつい口にしてしまうことがあります。
きつい言葉を言われてしまっても嫌いという言葉の裏に隠された意図を優しく聞いてあげましょう。例えば「ママはあなたのこと大好きだけどママのどんなとこが嫌いなのかな?」と聞いてあげてください。
子供から
・「怒るところ」
・「ダメっていうところ」
・「〇〇やらせてくれないところ」
そんな答えが返ってきたらちゃんと理由を説明してみましょう。怒った理由やダメなこと、危ないこと、3歳児のお子様のことを大切に思っているからこその行動だったことを伝えてみましょう。
そして最後は「分かってくれたかな?仲直りしよう!また一緒に〇〇して遊ぼう!」
と伝えてみてください。仲直りをすることでもう怒っていないよ、と子供に伝えることができます。子供は親の言葉をよく覚えているので子供同士の喧嘩でも仲直りをすることが習慣付きます。
・強く怒りすぎてしまった、言いすぎてしまった、そんな時どうする?
親だって人間です。子供が物を壊したり危ないことをした時にはつい感情的になってしまうこともありますよね。親の思い通りに子供は動いてくれません。危ないことをして大きい声で怒ることも日常茶飯事。
言った後に言いすぎてしまったな、怒った後に怒りすぎてしまったなと反省することも。
そんな時はまず一呼吸おきましょう。怒っている気持ちのまま接するとより感情的になってしまい子供に恐怖心を与えてしまいます。
一呼吸置いた後に「さっきはごめんね。ママ、怒りすぎちゃった。ママが言っていることを分かってくれたかな?」と聞いてみてください。お互い落ち着いた状態のほうが冷静に話ができますよね。
3歳児のイヤイヤ期を乗り切るためには
絵本を活用する
絵本を読むことは自分自身もお子さんも楽しめてコミュニケーションに繋がります。またたくさんの本を読むことで言葉を吸収してお子さんが自分の気持ちを伝えやすくなります。イヤイヤ期の子供に向けて書かれた本も多くありますので上手に活用しましょう。
動画を活用する
動画の活用には賛否両論あるかと思いますがママも一緒に見られるものからお子さんひとりで楽しめるものまでたくさんあります。YouTubeやテレビ、DVDを活用してママの1人の時間を確保するのも気持ちの切り替えに役立ちます。
子育て支援センター・一時保育などの活用
子育て支援センターは地域の保育園やこども園に併設されていることが多く子を持つ親なら誰でも利用できます。同じ年頃の子を持つお母さんと悩みを共有することもできます。
一時保育は地域の保育園やこども園などで利用できます。利用料が発生してしまいますが1人の時間を確保でき、なおかつ子供と少し離れることでリフレッシュできます。少しの時間子供と離れることは悪いことではありません。
母親でも父親でも親である前にひとりの人間なので自分と向き合う時間はとても大切です。ぜひ子育て支援センターや一時保育のサービスを活用してみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか?
3歳児のイヤイヤ期・反抗期に終わりはあります。成長の過程で3歳児は怒って泣いてわがままを言って大きくなっていきます。親はヘトヘトになってしまいがちですがひとりの時間や絵本を活用しながら乗り越えていきましょう。
私自身子育てを経験し最も大切だと思うことは疲れている自分を少しでも甘やかすこと。
時間を作ってカフェにいったり友人と過ごしたりすることで適度にリフレッシュしていきましょう。
世の中のお母さんが生きやすい世の中になりますように。
子どもたちが大好きな日本になりますように。
これからも毎日泣いて怒って奮闘しながらお互いに生きましょう。小さな小さな命を生かしているだけでお母さん、お父さんは偉い!