ストーリーを作る
サロン運営をするとか、自身をコンテンツ化するときにストーリーを作る!みたいな話、よく聞きますよね。
私は、どちらかと言うと0からプラスを作るクリエイティブなことは苦手で、マイナスを0にする作業的なことが得意なタイプです。
憧れてはいます(笑)
だから、基本的にクリエイターと言われる人にくっついて行動することが多く、西野サロンのメンバーの中でもお店や事業をイベントの企画をされている方と繋がっていることが多いです。
料理は作れないから、せめて美味しく見えるように皿洗いして、綺麗に磨いておきたいんです。と言えば、伝わるでしょうか?
最近は、若手、大学生や20代前半で、志高く行動力の高い方々をひたすら応援したり、見守ることが増えました。
したいことを形にできる行動力が、めちゃくちゃいいし、そういう人を全肯定してあげられる大人でありたい!と思います。
私がいいと言ってるから、自信になったと思ってもらえるような私で居たいし、そのために自分がまず強くなろうと思えるので、つくづく応援する側というのは、楽しいなぁと思います。
しかし、中には「それ、大丈夫?」と心配になる人もいて、どんな人がそれにあたるのか考えてみました。
N字曲線という流行に囚われてない?
ストーリーがあるサロンオーナーやリーダーが魅力的という話は、私も全面的に同意なんですが、別にN字にこだわる必要あるかな?と思ったりもします。こだわってもいいけど、自分を追い込みすぎたり、悩む必要まであるかなー?と。そういう人にこんな考え方もあるよってことが届いたらいいなと思って書いてます。
感情曲線基本の6パターン
▫️成功
『地下の国のアリス』(ルイス・キャロル)など、立身出世物語に見られる、感情値の「一定して継続的な上昇」
▫️逆転
「男が穴に落ち、穴から出てくる」という展開の基本的な弧から「男の子が女の子に出会い、女の子を失い、女の子を手に入れる」という物語のような感情値の「下降から上昇」型
▫️感動
『シンデレラ』(グリム童話等)など、感情値の「上昇⇒下降⇒上昇」型
▫️ 悲劇
『ロミオとジュリエット』(ウィリアム・シェイクスピア)など、悲劇に見られる、感情値の「一定して継続的な下降」
▫️失落
『イカロス』(ギリシャ神話)など、感情値の「上昇から下降」型
▫️笑い
『オイディプス』(ギリシャ神話)など、感情値の「下降⇒上昇⇒下降」型
N字って言うのは、
これで言う▫️感動曲線です。
▫️成功 サクセスストーリーなんて言われるものがウケてたけど、もう見飽きたよね?今はN字だよね!!みたいな話で、色々ある現代人にはN字という逆転ストーリーが共感を呼び、ウケるんやなぁ...私はそれくらいに思っていて、N字自体の魅力が絶対的なものとは思っていません。
そもそもこの感情曲線、
アメリカのとある大学のとある研究所が感情分析を用いて1700以上の物語の感情の弧を分析したら(図にしたら)、大きく6つにわけられたよっていう研究結果なんですが、そういう規則性が発見された(知った)時点で、ストーリーを作るのは、A.Iや一部の賢い人の見方次第な気がします。
現状自分が持っている経験と、その背景にある環境というデータをぶち混んでいって、死ぬときに初めて、私の人生はこんなストーリーだったと言えたらいいかなと私は思っていて、自分自身をプロダクト化して売ると考えたときも、多少は現状の曲線傾向はウリになるけど、N字続きじゃなくて、下降が続いたり、成功が続いたり、そんな不規則な波があった方が人間らしくて、いいなと思っています。
その不規則さが、一番魅力なのかもよ?
ディープラーニングという、A.Iの自動学習機能が進んでいくと、不規則さすら、パターン化されていき、賢い人間の計画的な思考回路もいずれは替えがきくものになるでしょう。
私は、一人が好きだし、一人で生きていけるように頑張ってきたし、家の中で完結する仕事や生活に憧れてきました。 それは、生い立ちや経験がそうさせてきたのだけど、あるときふと思ったのが、
「この考え方でいくと、私は私じゃなくていい」
でした。なんでもできるようになって自分がしたいこと(勉強)をひたすらできる環境に生きるということはA.Iがやってくれるやん!って思ったんです。
そこに自分の圧倒的な矛盾を感じて、本当はひとりで生きていくなんて望んでなくて、習得した知識や情報を社会に還元し、役に立ちたいんかな?と思うようになりました。
1人の時間は相変わらず欲しいけどね(笑)
この気づきが私を動かして、今はたくさんの人にあって、いろんなことを感じています。
正直、たまに「つかれた」と思うことはあるけど、長年ひとりで生きていくためにつけていた筋力は、耐久性が高くて、使い勝手いいやんと思えたりもして、自身の不規則さや理想に悩む若者に「大丈夫だよ」とえらそうに言えたりもするようになりました。
俗に言う「メンヘラ」という言葉にも、私は魅力しか感じていません。
#私こそメンヘラ
そんな私から、ストーリー(自己プロデュース)に悩む人に伝えたいこと。
結末は、死ぬ時に決めたらええ!
最期の瞬間に何を言うか?それを瞬間的に口にするために日頃から何を心がけておくか?いつが最期になるかはわからないけど、最後に言葉を交わした相手は今、隣にいる人かもしれないし、明日飲みの約束してる人かもしれない。
一瞬、一瞬が、最後になる可能性しかない。
だから、今、
インプットとアウトプットを止めるな。
誰に何を言われても、最後の在り方が最高だったら、成功にもN字にもできるよ。
#フロムメンヘラ
たまには心理学やってる人っぽく、誰かの心の支えになりたいなぁという旨の投稿でした。←
やりたいこと、しようぜ。