塔ノ岳登頂記録[初日の出]
2023/1/1
元旦に丹沢山の塔ノ岳に登ってきた。
前回の雲取山登山からナイトハイクの楽しさに気付き今回もまたナイトハイクに。毎度の事ながらソロ登山です。
「どうせなら初日の出でも見るか！」
と思い立ち、元旦の1時過ぎに起きて車で大倉登山口近くの駐車場に向かった。
{神奈川県秦野市堀山下1513}
↑ナビでこの住所を登録すると大倉駐車場に着きます。
途中コンビニで買い物などし、駐車場に到着したのが3時頃。
「誰も居ないだろうな！」
と思っていたが、駐車場はほぼ満車状態！！
やはり元旦は初日の出を見にたくさんの人が登るようだ。
人が多いので、どうやら購入したばかり熊避けの鈴は必要無いかもしれない。
数台の空きがあったので、何とか停めれて安心。準備をしいざ出発。
今回はトレッキングポールも購入してたので、体力的にも心強い。
人が多いせいか、登り始めは皆さんのヘッドライトの灯でなんだか登山道が明るい！笑
新しいヘッドライト( 300ルーメン)が必要ないぐらいでした笑
1km過ぎた辺りから、それぞれのペースで歩き道を譲りあう。速い人はドンドン登って行く。
貧脚登山初心者の私は道を譲ってはいるが、割と速いのかもしれない。追い越す回数も増えてきた。
毎回、30分ぐらい歩くと自分の中で
「辛い！疲れた…帰ろうかな…」
と葛藤が始まる。
そう考えてる時にちょっとした平地があると、疲れを忘れてペースを上げて歩き出す。呼吸も整い安定するので、登山の楽しさを再認識出来る。
塔ノ岳はバカ尾根と言われており、ほぼ行きは登り！！
大倉駐車場から往復13kmぐらいだが、頂上の片道6kmまで上の図を見ればわかると思うが登ってばかり。
これがまた辛くて笑えてしまう。
黙々と登っていくと、自分の頭の中で「1、2、3、4！」とリズムよくカウントし出す。リズムがあると急坂でも難なく登れる気がする。
登山はあくまで自分のペースで歩くことが大切だと、辛い時にこそ感じる。
しっかり休む時はちゃんと水分を摂取。
やはり登ってる時は汗もかくので暑い…手袋さえ要らなくなる。
購入したトレッキングポールが役に立ってるね。
未だに登山着のレイヤー選びが難しい。毎回素材の重要性を思い知らされてる！今回もまたミドルベースを失敗し休憩中に脱いだ。
暫く急坂を登ると、
街の灯りが見え出す。ただこのぐらいだとテンションは上がらない。
(求めてるのは街の灯りではない)
山頂の少し手前で、空がやや明るくなってきた。初日の出に間に合うか不安になる私。
近くにいた男性が
「日の出は6:30ぐらいだから、まだ間に合うな！」
と仲間の方と話せしてるのが聞こえて、安心しつつペースを上げた。
毎度の事ながら陽が出てくるとテンションが上がる。
頂上に着いたら物凄い人数の方が初日の出を見る為に待機してるのに驚きつつ、私も場所を確保。
風が強く、震えながら愛機z7の設定をしながら待ってると、想像よりも素晴らしい光景を目にする事が出来た！
陽の光が作り出すグラデーション。
数秒で今見た色が変化し、また新たな表情を見せてくれる景色に感動するばかり。
「凄い！！カッコいい！綺麗！」
シャッターを切りつつもしっかり肉眼で見て記憶として心に残す。
感動する場面では「記憶と記録」を大切にすると決めている。
どのぐらい頂上にいたか？そんなことも忘れひたすら変わっていく景色を見ていた。
辺りが明るくなってくるにつれ、各々が動き出した。
下山する人、さらに先の山に行く人、食事を作る人。(お雑煮作ってる人が居て羨ましく思えた)
私自身は先に進む予定だったが、頂上でスマホ操作の為に手袋を外した事で、指先が千切れるほど冷え切ってしまい、寒さに負けて下山…
(スマホ対応の手袋買おうと決めた)
帰りは下りなのでトレッキングポール使いながらスピーディーに降りていく。
塔ノ岳(丹沢山)は整備されてるし、木道があったりするので歩きやすいと思うが、私は苦手…
すっかり明るくなり、行きは気付かなかった景色を楽しみながら下山する。
丹沢は雲取山と違い、下の方も明るくて怖くない。笑
(雲取山は昼頃でも山道に陽が入りにくく暗かった)
駐車場に付き、トイレ前の水道でブーツを洗えるようになってるので水で軽く泥を流す。
今回も私の足をしっかり守ってくれた。そしてこのブーツは軽量なので、今の私にはとても合っている。
車に乗り着替えたあと、家族に安否確認の為にLINEをし、頂上の景色の写真や動画を送りひと段落ついて駐車場を後にした。
元旦早々、初日の出を見れて気分がとても良いし、中学生の時に見た初日の出の時よりも感動の度合いが全く違う事に気づけた。また行きたい！
p.s.「来年も行けば！」と妻からLINEが届いて、さらにテンションが上がる。
登山初心者必須ギア（アイテム）
今回、塔ノ岳登山で準備したアイテム。
鈴とトレっキンイグポール。
Webサイトはこちら⬇︎
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