2021年7月16日 日経プラス9「チーム池上が行く!」
こんにちは!
KT学ぶです。
先日(7月16日)、日経プラス9の「チーム池上が行く!」を観ました。
今回は池上彰さんが学生からいい質問を受ける会です。
最初は「コロナの影響の中、本当にオリンピックを開催するべきか否か疑問が残る」と言った質問でした。
政府が「安全と安心なオリンピックを成功させる」と言った事に対して、池上さんは「安全」と「安心」の違いについて話しておりました。
「安全」は客観的に見て安全かどうか議論が出来るもの、「安心」は主観的で人それぞれ違うものです(Aさんは安心でも、Bさんは安心ではないと言ったらそれまでです)。
政府もオリンピック委員会も安全と安心を分けて、安全について議論をして「これだったら安全ですが、どうです?安心できますか?」としていかなくてはならない。
安全と安心がごちゃ混ぜになって進んで、論理的に物事を考えられない人が政治やスポーツの中心にいる事に危機感があると答えている。
という事は、政府もオリンピック委員会も「○○だから安全です」と明確に伝えていないから、多くの方々が安心できずに「オリンピックやっていいのかなぁ?」って思ってしまうのではないかと。
第2の質問は「科学技術が進み、いい面(オンラインなど)もあれば、悪い面(サイバー攻撃や生物化学兵器など)もある、このデュアルユース性についてどう考えていますか?」
(デュアルユース性とは先端技術が民間と軍事両方に使う事が出来るというもの)
今後このデュアルユース性(私達の生活を豊かにするのかそれとも軍事兵器として使われてしまうのか)を常に考えていく事が大事だと言っている。
それこそ人間性そのもの(モラル)が問われてくるとの事。
第3の質問は「ワクチンが年単位で副作用が出て、2年後に死ぬ可能性がある。ワクチンは人口を削減する殺人兵器だという陰謀論についてどう考えていますか?」
それについて、池上さんは「ワクチンの接種が始まって、まだ半年しかたっていないのに、それについてのエビデンス(証拠、根拠)はありますか?どこから論理的にそのような考えが出てくるのか?証拠はありますか?」と答えている。
まずはニュースや情報を見たら、立ち止まってみて論理的に「なぜそうなったか?」考えていかなければならない。
論理的に考えて根拠がなければ、その情報を鵜呑みにしてはいけないという事だと感じました。
今回、安全と安心の言葉の違いからのオリンピック開催の判断、科学のデュアルユース性、陰謀論に対してのエビデンスと勉強になりました。
(私が知らなすぎる事もありますが…)
また気になったニュースや情報番組がありましたら、アウトプットしていきます!
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