迅移に段階がある理由についての考察

この度は長文おじさん合同をお買い上げ、読んで頂き誠にありがとうございます。また、買えなかったという方もこの長文だけ読んでいただいても全然結構です。これより提示させていただくのは長文合同にて寄稿したものの補足となります。

今回迅移の説明にて時間は波であるとしてそれが層を形成する原因と言いましたが、これに補足をば。

まず隠世にはあらゆる速度の時間が波となって流れていると考えました。ここでなぜ時間が波だと層が形成されるのかという疑問が湧いてきます。これについて長文合同で書きそびれました。

まず隠世はいくつもある現世と違って一つしかありません。その一つしかない隠世に対して様々な波長の時間を流します。するといくつかの波長の時間が隠世に対して共鳴(ここでは共振といった方が正しいかもしれませんが)が起こります。この現象を身近なものに例えると、リコーダーやフルートなどの管楽器の音なる仕組みが代表的です。このような管楽器は指でふさぐ穴を同じにしても吹き込む息の速さを変えることで違う音を出すことができます(これを倍音といいます)。この吹き込む息の速さによって振動する空気の波長が変わり楽器に対して共鳴を起こし、この共鳴はある一定倍で波長を変えることで起こります。そして時間と隠世の共鳴はは時間の波長を何倍ごとに変えると起こるかというと、2.5倍ずつです。これは迅移の段階を一段階上げると時間の速度が2.5倍になることよりわかります。つまり要約すると、いくつかの時間が隠世と共鳴するところでなければ迅移を使えないと言う事です。

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