SWEET LOVE SHOWER 2024
昨日の情けないnoteから改めて。
ラブシャには初めて行く。もちろん存在は知っていたがなかなか食指が伸びなかった。しかし今回サカナクションのためにエンヤコラ。スピッツもいて良い。
それなのに台風が来ていて前日からそもそも交通機関が終わってるだ新宿からのツアーバスが7時間かかるわ会場は田植えモードだわなんかもう大変そうだなという気しかしなかったが、スピッツとサカナクションを観るというモチベーションがある以上は行くしかない。
そういうわけで無事4:30に起床し、新宿へ。
バスに乗る前にとあるビルのトイレに寄ったのだが、なんと有料トイレ。どうやら尾瀬か山に迷い込んでしまったようだ。しかし小のみならずだったので入る。
中はさすが有料トイレである。めちゃくちゃ綺麗だった。そしてトイレットペーパーホルダーがフィルム映画のフィルムみたいなデカさだった。
バスの中ではちょっと渋滞してきたなぁくらいのタイミングで気絶。起きたら富士吉田で高速を降りるところだった。富士山は近くで見るとやっぱりデッカい。
そこから山中湖沿いだけで鬼の渋滞をしていて、結果的にimaseくんは見れんかった。正確にはモニター越しにちょっと見れたし入場ゲートあたりで音漏れは聞こえた。この時点で雨は降っておらず、ウキウキであった。
以下適当なアーティストごとの振り返り
WurtS
WurtSはベリテンでバスが間に合わなくて全然見れず、今回もバスが間に合わなくて途中からの参加となってしまった。呪いか?
しかもタオル持ってくるの忘れてしまった、WurtSのタオルわーつれてしまったwつってねwワンマン行くか〜MCが若くてかわいかった
ハンブレッダーズ
PEOPLE1を音漏れ程度に聴きつつクロークだのなんだの済ませてハンブレッダーズに行った。こちらもまたベリテンで途中から見たが今回は最初から観ることができた。最新のアルバム聴いてたからまぁまぁ知ってる曲あって良かった。MCで60までこのバンドやりたいって言ってて明確な人生の目標あるのすごいなぁ…とか考えてた。ギタボの子はずっとギタボでいてほしい、そのギターは武器だから絶対ハンドマイクなんかに持ち替えちゃダメだからんね。
緑黄色社会
有名な曲しか知らないミーハーですみませんねぇと思いながらMC卓あたりまで行って観た。歌がうまいのよ、この辺りで雨が降り始めてきていよいよラブシャくんもその修羅の正体を表し始めた。
緑黄色社会が終わってすぐに会場中央のデッカいテントに逃げ込んだのだが、これが正解でドカ雨降ってきた。山の天気は恐ろしい、止む気配なく滝のように降っている。バニラズはこの中やれるのか?とちゃんとステージ前方で待機してる猛者を眺めながら思った。
バニラズ
バニラズはテントまで少しだけ聴こえる音を聴いてただけなのでこうやって書くのも烏滸がましいが、平成ペインとエマはわかったので許してほしい。
ふとステージ横のデカいビジョンに目を凝らすと、ボーカルの牧くんが上裸になっているのが見えた、えっっっ!?!??!牧くんって上裸になるんですか!?!!?!!?!!?!!!!??!!??!そういう感じだったっけ!?!?!!!?!
見間違いかもしれないと更に目を凝らすとやはり上裸。この雨の中に漢を見出した。
少し雨が止んだタイミングでトイレに行く。その時にZAZENBOYSの唯一知っていたチャイコフスキーによろしくが聴こえてきてなんだかうれしくなった。しかし雨が降りすぎてもう山中湖と会場が一体化していた。
スピッツ
スピッツの前で少し雨が止み、テントから離れステージをちゃんと観れる方まで行けた。
スピッツなんてもちろん何曲かは知ってるし空も飛べるはずなんて中学の時の合唱曲だったくらいだ。そんな空も飛べるはずで始まったライブが感動しない訳ない。わ〜本物のマサムネさんだ〜歌うま〜いという当たり前の感想とともに見ていると、唐突に怪獣の花唄をカバー。歌い出しと共に悲鳴のような驚きにまみれた歓声が上がってて面白かった。確かに前もカバーしてたような話あったけど今回もするとは。
MCで忘れられない夜になりました、と言っていてすこしニヤリとするような一幕もあった。レジェンドバンドを観れたことに感謝。
スピッツとサカナクションの間にあったフレデリックは、雨じゃなかったら少しは観にいけたかもしれないが、泣く泣く断念。ただトイレに向かう時にオドループは聞こえてきて無事回収となった。
サカナクション
遂に本日のヘッドライナー、サカナクションである。
ktkm_c7の夢である野外フェスのトリのサカナクションでミュージックを聴く、遂にこれが叶うかと思うと大変興奮してきた。なんでこんなにミュージックやるか自信があったかというと他のフェスのセトリを見て概ねの傾向を掴んでいたからです。turnをぎゅっとしたような感じ。
開幕はまさしく雨の中のAme(B)でもうこれだけでおつりがくる。
アイデンティティやルーキーやAoiなどturnでも狂った曲を次々とやって雨の中のレーザーの演出などが映える中、新宝島がきた。
この時少し「あれ?ミュージックやってから新宝島じゃなかったっけ?」と思い不安になりつつそれはそれとして楽しんだ、が、
新宝島が本編最後の曲だった。
おやおや、ミュージックをやらないとは、あらあらあらあらあらあらあらあらあら…
アルコールは捌けるわけでもなくすぐ始まった。
スピッツのチェリーのカバーである。やるとは言っていたが本当に聴けるとなるとめっちゃ嬉しい、今日だからこそ、この雨の中最後までいたからこそ、こういう嬉しさがあるのだ。
にしてもスピッツがVaundyをカバーして、そのカバーした曲はサカナクションに影響を受けてて、サカナクションはスピッツをカバーする。なんと美しい循環か。
アンコール最後は夜の踊り子。撮影いいよ〜ってヤマイチが言ってたけどそんなんしないでクネクネしてた。クネクネしながらもあれ?ミュージックは?と考えていたけど。
そしてktkm_c7の初のラブシャは終わった。帰りのシャトルバスに急ぐ道も同行者のフォロワーにずっとおれのミュージックは!?!?ねぇおれのミュージック!!!山口!!!おれのミュージックどこ!?!!?!!おかしくねぇ!?!!?!!と壊れたおもちゃのように問いかけ続けていた。
多分あれだよ、雨すごかったからいつも使ってるパソコン濡れちゃうからだよ、そう自分を納得させて次また野外フェスに行かなければいけなくなった。ヤマイチはktkm_c7の心を弄ぶのが上手いよまったく。
初ラブシャの感想として富士山とステージってすごい壮観やね、こりゃ毎年行きたい人もいるわ。と思った。今回雨で行けなかったステージもあるから晴れた時にまた行ってみたいという気持ちはある。いやほんとに晴れてほしい、Ame(B)の時以外は晴れててほしい。