母親がためこみ行動となるまでの経緯

母親が「ためこみ症」(ためこみ行動)だと知ったのは最近のことです。それまではただただ片付けられない性格だと感じていました。

母は以前から片付けられない人で、一般的には捨てるような空箱、段ボール、空き瓶・缶・ペットボトル、冷蔵庫の食材などあらゆるモノをためこみ、捨てることが苦手でした。母が、なぜそのようにためこむのか?

私は、以前から疑問で理解できないことでした。その為片付けようとするたびに、毎度となく口論となっていました。なぜためこむのか?本の中では、こう書かれていました。

「アメリカでためこみ状態の成人を対象に行われた大規模調査でためこみに関する行動を振り返ってもらうと多くの人が小児期や思春期から症状が見られていたことが明らかにされています。」とありました。

母親も小さい頃から現在にいたるまで母親の母(私の祖母)との愛着(信頼関係)を得られないことが多かったと聞いています。

それは現在も続いており、今でも祖母の家に母が顔を出すことに祖母は険悪な雰囲気で当たったり、祖母の認知症も引き金となり泥棒扱いされたり、鍵を二重ロックにするなど強く祖母は母親を拒んでいます。そういった昔からの母の生い立ちから現在に至るまでためこむ1つの要因になっているのでは?と感じます。

母の話や今の姿からも、育ってきた環境って、やはり大事だなーと今一度感じました。



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