お好みはございますか。

あっという間に夏が終わって、すっかり涼しくなりましたね。

みなさんいかがお過ごしでしたか。


こちらは7月からの新しい研修にも慣れて、やっと調子がでてきたなあと思ったところ。ただ残念なことに、熱くて触れなかったコーヒーが気づいたら冷めてしまうように、9月だっていつかは10月になってしまう。

なんだか5月くらいからあっという間だったような。コロナにかこつけておよそ仕事以外のことを何もしていなかったからかなあ。

そんなことに昨日気付いたので、今日は贖罪のためにお好み焼きを作ってみた。最低限の食材で。

ご存じの通り徹底的に平和的非武装を貫く我が家には、およそ包丁と呼べるような鋭さの刃物が無い。つまり、いくらお好み焼きの粉278円の袋の裏の作り方のところにキャベツを荒く切ってとか書いてあったとしても、そんなステップを正しく踏めるわけはないのである。

仕方がないので学生時代にサラダとして食べていた袋詰め千切りキャベツを、お好み焼きの材料としてリクルートした。あの頃と変わらない姿で冷やされているキャベツをみて、どうせだったらもう少し荒く切られていても良かったのに、とか思いながら。そしたらあっち側の手間だって減るし、お好み焼きの材料としてさらにふさわしい存在になれる。

と適材適所という言葉に全力でけんかを売りながら、それでも買い物はつつがなく終わり、雨に打たれず家にたどり着く。

散々グダグダした後に作り始めたお好み焼きも一定の成果をおさめ、でもこれ冷凍の買った方が安いし簡単だよなあとか知ったような口を利けば、今日のミッションは完了だ。

因みに味の方も、以前食べた冷凍のお好み焼きと同じかそれ以下くらいの感じだった。大量生産に勝つのも楽じゃないね。


とりあえず今日は思っていたより腐っていなかったタイピングの腕が確認できただけで良かったとしよう。

そんなわけで、お好み40%、タイピング60%の充実感をもって本日の締めとさせていただきます。

また来月。

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