右上を目指すことに疲れても
1週間も終わり、土日が楽しみな夜がやってきた。今日も少し、タイピングを振り返っていこう。
以下が、血のにじむような右上への努力の痕跡である。全部真面目に打った結果なので、笑わないで欲しい。
ゆいおぷいお
yuiopyuiopp
yuiop uiyuiop uyjuiyuiop yujiop
poiuy pooiuy poiuy poiuy poiuy
yuiop
yuiopoiuy
yuiopoiuy yuiopoiuy
ylyuopio uyp
yupio yupoi yupio yupio yupio yupio yu@pio ipouy
ipyou ipuyou ipuyou oiipyouyuuyyuuy
puoyi puoiyi puyoiui puyioiyoi puoyi
一回変な記号が入ったが、よく頑張っているのではないか。今後の成長にも期待している。
qwertyuiop qwertyuiop qwertyuiop
poiuytredwq poiuytrewq poiuytrewq
左上も混ぜつつ、フィニッシュ。
さて、右上ってそれだけですごい感じがする。大体グラフでも右上には何かと何かがどっちも優れている。よくわかんない人はX軸とY軸をひょいひょいっと書いてみて欲しい。XとY、どっちも大きくないと右上にはいけないから。
右上にいける、そう思って頑張っている。いい大学に入って、いい会社に入って、出世して、結婚して。色んな軸をマックスにするために日々身を削っている。
ただ、残念ながらその先にゴールはない。一度原点を離れてしまえばあとは周りに見える矢印を見ながらどんどん進んでいくだけだ。気を抜いたら落ちるから、XもYもマイナスになっちゃうから、後ろは見ずに歩く。
そうやって疲れた体は、心は、段々弱くなる。原点では一緒だった周りの座標も、いまでは遠く離れてしまった。
それでも歩みは止めない。止めるわけにはいかない。
原点を離れ、より良い方へ、より右上へ。自分の通ってきた道が、長く長く伸びるように。自分の絶えた座標が、他の誰かの原点になることを信じて。
右上を目指すことに疲れても。