三面張固定するべきか?それともシャンテンMAXか。
これはフォロワーさんの何切るを借りてきた物です。
ドラ7ピン。赤赤ドラドラの勝負手ですね。
ここで打4ソーとしていました。シンプルに受け入れマックスにしての4ソー。いいと思います。
4ソー切りのメリットとして万が一6ピンをチーできた時のシャンテンの広さが強い事。
万344567
ピン3367
の形になりポンしてもテンパイなる。ただドラ表示の6ピンなのでチーは厳しいかなと自分なら思うかもしれません。
あとは4万、3ピン縦も対応可能で即リーが打てる事がメリットですね。待ちは悪いですが打点は充分。
ではここでの三面張固定の4万切りのメリットは?
自分は結構これやるタイプです。そのメリットを今回は書いていこうと思います。
今回はちょうど上家が四万切っていますよね。なので自身も合わせておく。
単純に縦の受け入れが一枚減った事と後々この258を強くしておきたい。自身から三枚見え+二筋にかかるので危険処理的な意味も少しありますね。
そして自分の手はすでにドラが4枚あること。一枚7ピン捨てて仕掛けてドラ3つでもマンガンです。なのでもし4ソーに35ソーがくっついた時には79ピン払っても打点はオーケーです。仕掛けやすさも待ちもよくなりますよね。
そして相手からの見られかたですね。もし次順に8ピンが入る未来があったとします。
前巡に4ソー切りだと
宣言牌は4万になります。
前巡に4万切りだと
宣言牌は4ソーになります。
待ちは両方258万。
ここでの見られ方なんですが圧倒的に下の258万待ちになった場合の方が優位になりますよね。それは4万を先に合わせて打っておいたから。
そしてあの瞬間くっつきとしてしか意味のなかった4ソーを引っ張った事によりこのリーチは4ソーの跨ぎと筋の7ソー(8ソー切りしてるので若干)が危険ゾーンとして相手からは見えてきます。
下家あたりがラス4万もっていたとして、万が一手詰まりをおこし、2万、23567ソーから打牌を選ばなければいけない。となったときはワンチャンス+先ギリの2万が選ばれる事もでてくると思います。
4ソーから先に切って4万宣言としたらワンチャンスの意味がなくなってしまうので2万は後回しにされてしまうでしょう。7ソーから打たれるはずです。
そういった対人での駆け引きでの4万ギリのメリットもあります。出上がり率を上げる工夫ですね。
かといってこれを全て三面張固定にするか?といったらそれは違うし間違っていると自分は思います。
もしドラが三枚であった時、この形で索子にくっつけたとして7ピンを手放してしまうと仕掛けて3900にしかなりません。
なので4ソーもつメリットも減りますよね。
4万が場に生牌とかの場合も変わってきます。
あとは索子がめちゃくちゃ高く萬子が安いなんてときも
索子は処理しつつ萬子を厚く持つ事になるでしょう。
このように三面張固定しないパターンも多くあります。
なのでこの三面張固定かシャンテンマックスにとるかの選択は
場況、巡目、ドラの位置、ドラの数、相手との距離感、危険度、等様々な要素から決めなければいけないと思います。
4ソー切り、4万切り、それぞれのメリットを把握して
あとはその場況と手牌にマッチした選択を取る事。これが大事なのかなと自分は思います。
麻雀は一巡ごとに打たれる牌で選択は変わってくるゲームです。
しっかりと対応して最善の選択を取る事が大事です。
おわり