アイディアの力を過信するな
こんにちは。
趣味はなんですかと聞かれた時に音楽とか少しやったましたよ、と答えるとすかさず好きなアーティストを聞かれます。
素直に、くるりというバンドをよく聞きますねと答えるとあぁ・・ふーんみたいな感じになることが多くて、最近ではbacknumberですと答える木下です。
#backnumberはもう本当にみんな大好き
#僕も好きです 、backnumber
#くるりで好きな曲はハローグッバイという曲です
#地下鉄という曲も好きです
#backnumberだとあとのまつりというアルバムをよく聴いていました
さて、今日は「アイディアの力を過信するな」というテーマでいきましょう。また挑戦的なテーマで煽っているような言い回しをしてしまってすみません。
#タイトルはインパクトが大切ですから
今日のテーマは自分への戒めという意味合いも盛り込まれていますが、私のような人、少なくないと思います。
そのバッドであなたはホームランを打てるのか
「あっ、こうすればいいじゃん!」とか「こうすれば上手くいきそう!」だとか成功するためのアイディアが思いつくことってありますよね。
そのアイディアが自分の頭の中に生まれた時はそれこそ黄金のバッドのように輝いて見えて、それを使えばホームランを打つことができるような気がしてきます。
まあもうお察しの通りこれだけではほとんどの場合、ホームランは打てません。
本当にそのアイディアは黄金のバッドであるか
私はアイディアを否定しているわけではありません。
新しいアイディアというのは自分にとって武器になりますからアイディアはあればあるほど良いと思います。
しかし、考えなければいけないのはその思い付いたアイディアは本当に黄金のバッドといえるか、ということです。
今の日本の人口は、1億2000万人。西暦は2020年です。あなたが思い付いたそのアイディアはもうすでにあなたじゃない誰かが思いついている可能性はありますよね。(というかほとんどの場合思いついているといえる)
とすれば、そんなアイディアは到底黄金バッドとは呼べないわけです。
例えば。
ひと昔前では、大きな荷物を運ぶ時にはもちろん人間が持って運んでいたわけですが、「人の手じゃなくて、ものを動かせるなにかがあると楽なんだけどな」なんてきっとたくさんの人が考えていたでしょう。
アイディアだけでは誰も救えない
そりゃもちろん、そんな物を運んでくれる何かがあれば良いでしょう。理想的です。
しかし、そんな物どう作るのか。原動力はどうするか。荷物を運ぶならその重さに耐えられるだけの耐久力はどうするか。様々課題は山積みです。
この課題をクリアしなければ到底アイディアの実現はできませんよね。
つまり、革新的なアイディアがあったとしてもその理想を実現するためには沢山の踏まねばならないプロセスがあってそのプロセスを踏むことこそが大切であるというわけです。
アイディアだけでは何も変えられないというわけです。
アイディアを実現するために
物を運ぶ何かの話をもう少ししましょう。
このアイディアを実現しようとした人がいました。
1769年、ニコラ・ジョセフ・キュニョーというフランスの人です。この人は、蒸気で走る車を発明しました。
https://gazoo.com/feature/gazoo-museum/car-history/13/05/30_1/より引用
アイディアを具現化したということですね。
そして、さらにこの乗り物が事故を起こしてしまうのですが、それを改良したり、また新たな人が手を加えたりすることで発展していきました。そして、現在は自動車という形になって広く普及されています。
失敗を続けながらもアイディアを具現化するリレーが理想を遥かに超えた理想になったわけです。
ただのバッドを振れる技術と筋力が世界を変える
今日伝えたいことはこれです。
こんなものがあるといい!というアイディアも大切です。ですが、そのアイディアだけでは何も変えられない。
そのアイディアを具現化していく道のりの方が大切であり、そこには沢山の苦労があるわけです。ここを乗り切っていく必要がある。
黄金バッドなんかなくてもいい。ただのバッドでいいから、そのバッドを上手く振れるだけの技術、筋力を自分自身で持っておかなければならないということです。
うーん、自分で書いてて、自分自身もっと精進していかなければならないなあと思いました。
今日はここまで。またお付き合いください。
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