【一所懸命】
鎌倉時代の武士達が、自分の命よりも
大切な土地を守り抜くという意味から
使われた言葉で、一生懸命の語源
それだけ、この時代は土地を重要視しており
そこから採れるお米の価値がとても高かった
という時代背景などがみれる言葉なのですが
私は、一つ与えられた役割をしっかりと
全うするという、不器用にも愚直で真摯な
意味合いも含まれているようにも感じます
私達は、ともすると、もっと良い仕事に就きたい
今よりもレベルの高い仕事だってできるはず
何故、給料はもっと上がらないのか?
(私の価値は高いはず)
と、日々憤慨してはいないだろうか?
また、上司は無能で自分の価値をわかっていない!
と、ぼやいてはいないだろうか?
では、今の仕事よりレベルが高く
給料がより貰える仕事が出来るか?と言われると
恐らく今の自身の仕事のレベルが限界であり
自ら動いて、成長なり、改善をしない限りは
変わってはいかないと思う
何故ならば、出来ると思っている
今の仕事すら100%出来ていないからだ
恐らく、どこかに穴があり、どこかに甘えがある
仕事とは・・・
誰かを幸せにする行為だと私は考えていて
爪楊枝一つとっても、高級ホテルのバーのドリンク
一つとっても、その人にとって必要なサービスを
提供しお金をもらう行為であるから
だからこそ
今日、出来ると思い込んでいた仕事を
一日の終わりに振り返ってみて、
果たして今日の対応は100%だったか?、
良いものが作れたか?を自問する
やりきった、出し切ったという人よりも
能力の70%も出し切っていないという人が
多いのではないだろうか?
自分に与えられた一つの仕事、一つの物
それに一生懸命になり日々スキルを磨く
その鍛錬の上に、次のステージが見えて来る
今を、ここを、疎かにしては次の仕事など
繋がるはずもない
慌てず、騒がす、今与えられた仕事を
一所懸命やることが大切だと思います