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言葉には手垢がつくもの。

こんにちは。

学生時代、私はドイツ語を学びました。
そのドイツ語の先生がおっしゃった言葉です。

「言葉には手垢がつくもの」

ドイツ語を理解するための例え話で、言葉というのは時間とともに意味が変わっていく、それは手垢がつくようなもの、ということです。

なぜ、これが今でも耳に残っているのか?
例えが「手垢」というのが印象的で面白かったこともありますが、自分も人生経験が長くなってくると若い人たちの使う言葉は、新鮮だし、それはまるで手垢なんかついていないなー・・みたいな(笑)

では、言葉には手垢がついてしまったら、どうしたら良いのか? これについてもドイツ語の先生から教えていただきました。

「小さな事でも驚きを持って見ること。」

好奇心をもって新鮮な目を持ちなさい!と当時、理解しました。今になって、思うのですが、人はいろんな感情、気持ちを「言葉」で伝えたい。”自分の気持ちを言葉にのせる”というのは、好奇心をもって新鮮な目で見ている時に出てくる、発するもの。その目が曇ってくると、手垢がついてしまうのです。ドイツ語の先生から学んだことの一つです。

ありがとうございます。

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