踏み出せ!はじめの一歩
こんにちは。
今日は、とても良い経験をしました。宮城県の高校生109名と全国各地から集まった大人27名の交流会イベント。「自分の人生体験」を語ったのです。1人の大人に,、高校生5~6名が1グループとなり、各グループごとに
「はじめの一歩をどう踏み出すか?」について語りあうのです。
今回のイベントの主催は高校生で、1人の女子生徒がJSBN(日本学生社会人ネットワーク)の活動に共感し、母校で開催したいと考え、問い合わせの1通のメールを、JSBNに送ったのがきっかけです。JSBN代表の真坂淳さんも、文章が丁寧で、公立高校で開催が可能か?、予算がどれくらい必要か?など、しっかり質問しているところに感銘を受けておられました。
真坂さんとは、音声SNSのクラブハウスで知り合い、今回のイベントに参加させて頂きました。初参加で、この素晴らしいイベントに参加できたのは、とても幸運なことだと思います。
悩み多き高校生。はじめの一歩が踏み出せない、進路を決めかねる・・・。そこに、大人が自分の体験を淡々と語る。本人が語る本当のことなのです。涙を流す人もいました。私は、はじめての参加。しかも今日、はじめて会った高校生に対して、自分の人生体験を他人に話すこと。過去に一度もやったことなどありません。そのため伝わるのか不安がありました。
一方で高校生は真剣に悩んでいます。「自分が何をしたいのかわからない」こんな状態であろうがなかろうが、今の教育現場では、強制的に進路を決める締め切りが刻々と迫りくるのです。私自身も通ってきた道なのですが、私の場合は、中2の時に通信教育で電気を学んだことがきっかけで電気の道に決まってしまったような状態でした。
これでは高校生の参考にはならないと、とっさに考えて「自分のことは自分で分からない。いろいろな人と話をしてみることによって興味が湧いてくるよ」と伝えました。私からの精一杯のエール。一応納得している様でしたが大丈夫かな?
イベントが終わって大人たちの懇親会の中で、過去のイベント経験者によると、高校生はその時にピンと来なくて反応が無いように見えるけれど、「あの時の経験がじわじわくる」と聞きました。そう願います。
このはじめてのイベントは、私にとっても2つの意味があります。一つは自分の人生体験を第三者に語るということ、もう一つは若い人のエネルギー、みずみずしい感性の刺激を受けるということです。とっても素晴らしいイベントです。日本の未来のために今後も参加を続けていきたいと思います。
ありがとうございます。
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