『酒は百薬の長』は、ウソだった
こんにちは、体質改善の専門家 たかだ です。
整体の院長したり、YouTubeをしたり、24時間いつでも通えるオンラインの整体院を運営したりしています。
さて、今日は、『酒は百薬の長』は、ウソだった
こんなテーマでお話しをしてきます。
ぜひ最後まで、楽しんでご覧いただけたらうれしいです。
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このnoteは、ラジオ番組『ウチカラ整体院』のテキスト版です。
文字で楽しむのはもちろん、下記リンクより音声視聴もOK。
あなたのお好きなスタイルで、お楽しみください。
ラジオ配信は、こちら▼
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適量の飲酒がよいのは、一部の病気だけ?
『酒は百薬の長』この言葉は、私のようなお酒好きの弁解の定番。
この言葉の医学的な根拠となるのが『Jカーブ効果』という研究データです。
1日平均の純アルコールが消費換算で男性なら20g、女性なら9gまでであれば、全くお酒を飲まない人よりも、死亡リスクは減るという海外の調査機関によるデータで。
グラフの形状が、Jの字に似ていることから『Jカーブ』と言われています。
日本でも、40歳~69歳の男女11万人を9~11年追跡した調査の結果。
総死亡率では、1日平均純アルコールが23g未満で、最も死亡リスクは低くなることが分かっています。
厚生労働省が、2000年に発表した『健康日本21』の中でも、節度ある適度な飲酒を心がけると明記されていますが。
こんな国内外のデータが、Jカーブの根拠となっています。
Jカーブ理論は、私のようなお酒好きとっては、メチャクチャ安心材料となるありがたいデータとして知られてきましたが。
残念ながら、すべての病気にJカーブ理論があてはまるものではない。
ということが、最近の研究で分かってきました。
例えば
・心疾患
・脳梗塞
・糖尿病
などの病気については、確かに少量の飲酒によって死亡リスクが低下する傾向が確認されています。
しかし、高血圧や脂質異常症、脳出血、乳がんなど
飲酒量が増えると、少量であってもリスクは着実に上がる病気も多くあるのです。
酒を飲まない方が、健康にいい?
さらにショッキングなデータが、2018年8月に発表されました。
この論文では、健康への悪影響を最小限にするなら『飲酒量はゼロいい』と結論づけてます。
また2019年に産業医科大学高齢労働者産業保険研究センターの研究論文では、飲酒をしなかった人が、最もガンにかかるリスクが少なかったと報告されています。
これらのデータからも、酒は百薬の長ではない。
これが現在の常識になりつつあるのです。
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