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お酒に強い人と弱い人は、何が違う?
こんにちは、体質改善の専門家 たかだ です。
整体院の院長したり、YouTubeで健康情報届けたり
24時間いつでも通えるオンラインの整体院を運営したりしています。
さて、今日は、お酒に強い人と弱い人は、何が違う?
こんなテーマでお話しをしてきます。
ぜひ最後まで、楽しんでご覧いただけたらうれしいです。
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このnoteは、ラジオ番組『ウチカラ整体院』のテキスト版です。
文字で楽しむのはもちろん、下記リンクより音声視聴もOK。
あなたのお好きなスタイルで、お楽しみください。
ラジオ配信は、こちら▼
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ポイントは、アセトアルデヒドの分解
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お酒に強いかどうかは『アセトアルデヒド』という物質の分解力で決まる、と言われています。
アルコールは、まず胃や小腸で吸収され、主に肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。
アセトアルデヒドは、さらに分解された無害な『酢酸』になります。
アセトアルデヒドを分解してくれるのは、ALDH2という酵素で、この酵素の活性が強いかどうか?
がお酒の強さに関連しているのです。
ALDH2は、アルコールの分解力の強さによって。
・活性型(分解力が強い)
・低活性型(分解力が弱い)
・失活型(ほとんど分解しない)
この3タイプに分類されます。
活性型の人は、分解力が強いのでお酒に強くて。
活性型の人は、分解力が弱く、お酒にも弱い体質です。
そして失活型の人は、お酒を飲めない、いわゆる下戸体質なのです。
そしてこのALDH2の型は、遺伝によって決まっています。
またお酒の強さは、性別や体重、年齢によっても異なります。
女性は、男性よりも肝臓が小さいため、飲酒の影響を受けやすく、少量のアルコールでも、肝機能障害や依存症のリスクは高くなります。
飲み続けると強くなるのは、アルコール分解がポイント
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『もともとは、お酒に弱かったが、飲んでいるうちに強くなった』
『前よりも、量を飲めるようになった』
あなたも一度は聞いたことがあるかもしれない、こんな声。
実は、アルコールの分解経路には、いくつかの種類があります。
時間の関係で、詳しい説明は割愛しますが。
飲んでいるうちに強くなるのは、身体がアルコールを受け入れることに対応しようとして、分解経路を増やすから。
例えば、これまではアルコールの分解経路が1つだった(酒に弱かった)人が飲み続けているうちに、身体がアルコールに対応しようと、分解経路を2や3と増やした結果、これまで以上に飲めるようになった。
こんなメカニズムなんです。
酒好きには、薬によって効果が変わる?
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先ほどお話しした、アルコールの分解経路は。
アルコールだけではなく、身体に入る異物を分解するための経路でもあります。
なので、この経路がアルコール分解に多く使われるようになると、他の異物。
例えば、薬などが効きにくくなったり、逆に効きすぎたりするようになるケースがあります
薬の説明書に『服用の際、アルコールは控えてください』と書いてあるのあ、このためです。
お酒と薬を一緒に飲むと、分解経路の取り合いになってしまい、薬が 完全に分解されないまま、血中に入ってしまうことになります。
そのため、薬が効きすぎたり、効かなかったりするのです。
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